次世代ロボティクスを拓くニューアクチュエータ
開催日:平成30年12月21日(金)14:00~15:30
講師 :東京工業大学 工学院機械系 鈴森 康一 教授
趣 旨:
ロボットの歴史は油空圧アクチュエータとともに始まった.その後1980年代半ばにはロボットアクチュエーションの主役は電磁
モータに代わるが,その後も様々なアクチュエータの研究とロボット応用が進められている.
また,近年,油空圧アクチュエータが再注目され,新しいロボットの開発も進んでいる.
本講演会ではこれらロボット用アクチュエータの歴史を概観したのち,講師らの2つの研究「空圧細径人工筋肉が実現する『いいか
げんロボット』」と「油圧小型軽量油圧アクチュエータが実現する『優しい力持ちロボット』」を例にとり,フルードパワーが拓く
新しいロボティクスの可能性について述べる.