「機械の日・機械週間」記念行事 青少年のための講演会「夢を実感する」
企画 日本機械学会関西支部
後援(予定) 大阪府教育委員会,大阪市教育委員会
趣旨 日本機械学会関西支部では,「機械の日,機械週間」の記念行事として毎年講演会を開催しています.今年は,理科や数学の知識を,世界に類を見ないユニークな研究や仕事に発展させた先生方の講演をお届けします.学んで得た知識は人生を楽しくしてくれるということをぜひ実感してください.夏休みのひととき,将来の夢を描いてみましょう.中学・高校生の皆さん,先生方,保護者の皆様,理系・文系問わず大学生の皆様,たくさんの方々のご来場をお待ちしております.
プログラム
【コーディネータ 澤田 祐子(三菱電機(株))】
13:00~13:05 はじめに 支部長(ダイキン工業(株)) 伊藤 宏幸
13:05~13:55
「MEGASTAR開発ストーリー」 プラネタリウム実演
(有)大平技研 代表取締役 大平 貴之
開発者(大平貴之氏)の学生時代を中心に,プラネタリウム製作の過程で身につけた知識や経験をどのように活かしていったか,どのような心持で製作に取り組んできたのか,などについてご紹介します.そして実際に開発したプラネタリウムの実演をご鑑賞いただきます.
14:00~14:50
「スポーツとデータサイエンス ~スポーツを支えるデータと分析~」
中央大学 理工学部 数学科専攻 准教授 酒折 文武
情報通信技術や計測技術の進化に伴って,スポーツの世界でも選手やボールを追跡したトラッキングデータなど様々なデータが取得されるようになりました.このようなデータはスポーツの戦術判断やチーム編成,怪我の予防などあらゆる場面で活用することができます.そして,それができる人材が今切望されています.本講演ではその一端をご紹介します.
15:00~15:50
「睡眠覚醒の謎に挑む」
筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構 機構長・教授 柳沢 正史
私たちは人生の約1/3を睡眠に費やします.健やかな睡眠は健康と生産性の維持のために必須です.しかし,現在の睡眠学は「なぜ脳を持つ全ての動物は眠らなければならないのか?」「そもそも『眠気』の脳内での実態は何なのか?」といった根本的かつ身近な疑問に答えることができていません.本講演では,このような謎への私共の探索的アプローチをご紹介します.
15:55~16:45
「大きな機械が活躍するドボクの世界」
京都大学 工学研究科 構造ダイナミクス分野 教授 高橋 良和
人間の快適な暮らしのために人間らしい環境を整えていく社会的な営みを土木といいますが,この環境を実現する手段が建設工事です.工事現場では巨大な建設機械(重機)が活躍しています.成熟した社会では,単に「造る」だけでなく,すでに人が住んでいる町を新陳代謝する,つまり「いかに造り変えていくか」が重要で,建設工事で活躍する重機の世界も変わってきました.様々な機械が活躍する土木の魅力をお伝えします.
16:45~17:00 おわりに 副支部長(京都大学) 中部 主敬
定 員 :250名(先着順)※事前の申し込みが必要です.
注意事項:会場へは蓋つきの飲料のみ持ち込み可能です。ゴミはご自身でお持ち帰りください。
※本行事の申し込みに際しお届けいただいた個人情報は,当支部からの連絡にのみ使用させていただきます.
※本行事では記録用に写真を撮影し,ニュースレターなどに掲載させていただくことがございますのでご了承ください.
キーワード:関西