製品開発・技術開発・生産性向上のための品質工学
企 画 北陸信越支部
共催団体:精密工学会 北陸信越支部
開催日時:2019年 9月 10日 (火) 13:00 ~ 17:00
会場案内:富山県立大学 射水キャンパス(工学部) 大講義室
・あいの風とやま鉄道 小杉駅南口から徒歩約25分(約2km)、または射水市コミュニティバス「14.小杉駅・太閤山線」に乗車約7分
・小杉I.Cから車で約5分
講 師:
二ノ宮進一 (日本工業大学 基幹工学部 機械工学科 教授)
坂本 雅基 (花王株式会社 加工・プロセス開発研究所 上席主任研究員)
細井 光夫 (㈱小松製作所 コマツウェイ総合研修センタ 教育企画部 主幹
(兼)開発本部 業務部 人事グループ)
趣 旨:
製造業において,自社製品の品質の良否は,設計仕様や製造条件などによって大きく左右されます.多くの組合せの中から,唯一の条件が選定されて製品製造を行いますが,最適な条件が決定できているのか不明です.近年は,コスト削減の要求も強まっておりますが,それ故,優先順位を誤った条件選定は企業の死活問題となります.
2016年に制定されたJISZ9061「ロバストパラメータ設計」は,製品の機能のロバストネス(頑強性)の評価を基に設計パラメータや製造パラメータの最適値を求める方法です。このロバストパラメータ設計に代表される品質工学は,多くの企業や研究機関における技術開発または製品設計の段階で活用され,成果が上がっています.このため北陸信越支部では,会員の品質工学導入の切掛けの一助となるように品質工学の講習会を開催いたします.品質工学の基礎から,実際の企業での応用事例までを扱う本講習会をぜひ受講してください.
スケジュール:
13:05~13:05 講習会主催者 挨拶
13:05~14:20 日本工業大学 基幹工学部 機械工学科 教授 二ノ宮進一氏
「ロバストパラメータ設計の基礎と実践」
休憩(10分)
14:30~15:25 花王株式会社 加工・プロセス開発研究所 上席主任研究員 坂本雅基氏
「花王における品質工学の取り組み事例」
休憩(5分)
15:30~16:25 ㈱小松製作所 コマツウェイ総合研修センタ 教育企画部 主幹
(兼)開発本部 業務部 人事グループ) 細井光夫氏
「コマツの事例にみる品質工学のすすめ」
16:25~17:00 質疑・アンケート・名刺交換等
定 員:100名
参加希望者多数の場合は申込締切日を繰り上げさせて頂く場合があります.お早めに申し込みください.