熱工学コンファレンス2019 「熱工学ワークショップ」
開催日
2019年10月12日(土)
企画
熱工学部門
趣旨
熱工学コンファレンス2016より、産業界を中心とした講師に熱工学に係る技術上の諸課題や熱工学分野の専門家への期待を
「熱マネジメント」をキーワードにレクチャー頂く「熱工学ワークショップ」を実施しております。
3回目となる今回もこれまでと同様の形式で、熱工学コンファレンス2019において開催いたします。
この分野の専門家とのディスカッション、交流を持っていただくことで、関係者の今後の研究・開発活動の深化・拡大の萌芽となる
ことを目指します。
「熱マネジメント」には産業・社会上の様々な対象として、例えば
- 製鉄所の高温スラブからの熱ふく射損失の低減
- 始動時から定常運転におけるエンジン回りの放熱制御(サーモクロミック材料による熱伝導制御等)
- 冬季にエンジン始動とともに暖かいと感ずる室内への熱マネジメント
- シリンダーライナーを真円に近づけるための水冷方法
- 集積回路の高密度化に伴う冷却と発熱低減(ヒートパイプの限界等)
- パワーデバイスの進展と熱マネジメント
- 小型電子機器における熱拡散と空冷技術
- エクセルギー効率を考え直し始めたメーカー
が挙げられます。技術上の課題、あるいは諸分野の研究・開発の進展によるその解決・発展の萌芽の次のステップとして、熱工学
分野に期待するところを共有いただき、ご一緒に考えていく場となることを期待しています。
なお、このワークショップは、熱工学コンファレンスと並行して12日(土)のお昼の時間帯を利用してランチョンセミナー形式で
開催されます。
【スケジュール】
12:00-12:05 開会挨拶
12:05-12:40 「選択波長赤外線を用いた新規プロセス創出の可能性」 近藤 良夫 氏(日本ガイシ(株))
12:40-13:15 「自動車の電動化時代に向けた熱マネジメント」 佐藤 英明 氏((株)デンソー)
13:15-13:50 「ヒートポンプの新たな適用分野と次世代のヒートポンプ」 渡邉 澂雄 氏(中部電力(株))
13:50-14:00 全体質疑
【ご注意】
熱工学コンファレンス2019事前参加登録において、本ワークショップにご登録いただいた場合、上記申込先への参加申し込みは不要です。
なお、本ワークショップのみの参加はできません。当日、熱工学コンファレンス2019への参加登録を合わせて行って下さい。