一般社団法人 The Japan Society of Mechanical Engineers

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魅惑の製品音を奏でるサウンドデザイン

2019年10月30日 | 環境工学部門講習会No.19-357

企画  環境工学部門

協賛  一般社団法人スマートサウンドデザインソサエティ

 

開催日 2019年10月30日(水)9.30~17.15

 

趣  旨

機械製品から発生する音を静かにするだけではなく,利用する人が扱いやすさを感じる音質にすることは,その製品のニーズを

増やすことが知られています.サウンドデザインと称すると,従来の騒音対策とは異質な技術と感じられるかも知れませんが,

目標が騒音レベルから音質に変わるだけであり,制御技術に大きな違いはありません.近年,サウンドデザインにより快適かつ

機能的な製品音による新たな感性価値の創生や,住宅やオフィスなどの環境価値を向上する取り組みが始まっています.

チョット新しい技術を実務に取り入れて頂くことを願って,サウンドデザインの手法と実施例をわかりやすく解説,紹介します.

(中級技術者向け講習会です)

 

題目・内容・講師

 9.30~11.00/(1)機械製品のサウンドデザインとは

製品のサウンドデザイン(音質設計)を進めるために有効な手法に関して,基本的な考え方から応用方法までを解説する.

中央大学 理工学部   戸井 武司

 11.10~12.00/(2)音質評価の方法と共通化

サウンドデザインのターゲットになる音質を設定するために,音質評価が重要である.音質評価の種類、方法と評価結果の共通化

に関して解説し,音質評価を模擬体験して頂く.

(株)フィート  有光 哲彦

 13.00~14.00/(3)音質設計を行った製品の事例紹介

自動車,家電,情報機器,スポーツ用具などの製品について,主観的および客観的な音質評価に基づき音質設計を行った事例を紹介

する.

中央大学 理工学部   戸井 武司

14.05~15.00/(4)製品の低騒音・静粛設計の事例

音質設計を含めて従来からの機械の騒音対策であっても,音源メカニズムの解明と制御,伝搬系の制御を的確に行うことが有効で

ある.そのような製品の開発事例を紹介する.

(株)東芝  江波戸 明彦

15.10~16.10/(5)音質設計・静粛設計における音響材料

音質設計・静粛設計に利用される吸音材,遮音材,制振材,防振ゴムなどの構造・動作原理と,適用時の注意点を解説し,代表的な

サンプル,実践的で効果的な適用法,適用例を紹介する.

ブリヂストンケービージー(株)  飯田 一嘉

 16.20~17.15/(6) 製品の音質設計・静粛化に関する技術相談会

従来からの低騒音化技術での疑問点に加えて,サウンドデザインに関する事まで,騒音・振動に関する業務で悩まれている課題の

技術相談に個別にお応えする.

講師一同

      教材のみの頒布はいたしません.


定    員
  60名 ※申込先着順で定員になり次第締切ります.

会場
中央大学後楽園キャンパス理工学部2号館(文京区春日1-13-27)
参加登録費

聴 講 料  会員23,000円,会員外40,000円,学生員10,000円,一般学生15,000円

 

※学生員から正員資格へ変更された方は,卒業後3 年間,本会講習会への聴講は学生員価格にて参加が可能です.

「学生員として入会後、正員継続3年以内の方」をご参照下さい.

学生員から正員への会員資格継続特典について

・申込フォームの会員資格は,「正員(学生員から正員への継続特典対象者)」を選択下さい.

・通信欄に,卒業年と卒業された学校名をご入力下さい(必須).

申し込み先

https://www2.jsme.or.jp/fw/index.php?action=kousyu_index&gyojino=19-357 からお申込みのうえ,聴講料のお振込みを

お願いいたします.定員に余裕がある場合は,前日まで受付をいたします.

聴講券は発行いたしませんので,講習会当日に,お申込み時の自動返信メールを印刷の上,会場受付までお持ち下さい.

 

※ご入金後はキャンセルのお申し出があってもご返金できませんので,ご了承下さい.

※領収書がご入り用の場合にはhttps://www.jsme.or.jp/japanese/contents/02/receipt.htmlをご参照の上,別途お申込み下さい.

問い合わせ先

環境工学部門 担当職員 遠藤貴子/電話(03)5360-3506/E-mail: endo@jsme.or.jp

関連サイト
https://www.jsme.or.jp/env/

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