[受付終了]COMSOLによるマルチフィジックス解析 - 基礎からの実習と最新の活用事例紹介 –
2019年10月25日 | マイクロ・ナノ工学部門講習会主催No.19-367
[本講習会は定員に達しましたので、参加受付を終了致しました]
No.19-367
企画 マイクロ・ナノ工学部門
開催日 2019年10月25日(金) 10:00~17:00
◆趣旨
シミュレーション技術を活かしたマイクロ・ナノデバイス設計の高度化と開発期間の短縮を狙い、有限要素法を用いた設計手法の
講習を行う。マイクロ・ナノ工学分野は学際色が強く、従ってマルチフィジクスシミュレーションを求められる場合が多い。
そこで、マルチフィジックス計算に定評がある汎用有限要素法ソルバのCOMSOLを例にとり、基礎知識の講習、および例題を解き
ながら具体的な解析手順を実習形式で学ぶ。
◆プログラム
10:00 【技術講演: COMSOLを用いた設計の事例紹介(仮)】
発表・質疑応答 各25分
1)「誘電泳動を例とした流体中での電気的操作におけるバイオ粒子の動きの可視化」
東京工業大学 山本 貴富喜 准教授
2)「圧電-構造連成解析による圧電型振動発電MEMSデバイスの発電量評価」
群馬大学 鈴木 孝明 教授
3)「誘電体メタ表面の電磁場解析と東工大0での利用」
東京農工大学 岩見 健太郎 准教授
4)「マイクロ流体デバイスでの熱・流体・物質輸送の連成シミュレーション」
東京理科大学 元祐 昌廣 准教授
12:00 昼食,休憩
13:00【COMSOL概要】
1)有限要素解析について
2)広範囲なフィジックスの取り扱い事例紹介
マイクロ流路、マルチスケール解析、トポロジー最適化など
3) 多重物理連成の考え方とGUI
モデル開発からアプリ配布まで
14:10【COMSOL実習 前半】
各自与えられたPCを用いて*1、いくつかの例題を解きながら有限要素法によるシミュレーションの流れを学びつつ、COMSOLの
使い方を体得する。
①熱流体:伝熱を伴う流体流れの課題を扱います。
② 流体-構造連成:水平方向の流れ場中の構造物が変形する挙動を扱います。
15:10 休憩
15:20【COMSOL実習 後半】
③熱分解反応:化学反応を伴う質量収支にエネルギー収支及び運動量収支の連成を扱います。
16:40 Q&A,技術相談
17:00 終了 (個別の技術相談があれば18時まで応じます)
*1 申し込み順で10台までは貸し出し可能。他は各自のラップトップPCを持ち込み。
◆連絡事項
- 申し込み順で先着10名までは学会の方でPCを用意可能です。希望者は申込時に「通信欄」に「PCの貸与希望」とご記入下さい。先着に間に合わなかった方、あるいはご自身のPCで受講したい方は、各自のPCをお持ち下さい。
- ノートPC持ち込みの場合には、以下の点ご留意下さい。
・CPU:Intelのマルチコアタイプを推奨(Core i5以上)。
・メモリ:8GBまたはそれ以上を推奨。
・GPU:Intelのオンボードタイプでも動作可。
・HDD/SSD:256GBまたはそれ以上。
・OS:Windows7-SP1/8.1/10、Home版でも動作可能、Pro版推奨。 - 約1週間前を目処に、受講者全員に対してCOMSOLのデモライセンスを発行します。特にご自身のPCで受講される方は事前に インストールお願いいたします。ライセンスは1ヶ月間有効なので、講習会後の復習等にお役立て下さい。
OSはWindowsおよびMacintoshでご利用可能です。 - 昼食は近隣の飲食店やコンビニをご利用下さい。会場内での飲食は可能です。
◆定員 15名程度