第142回講習会 基礎科目に立脚し最新の工学技術を学ぶ講習会 『自動運転の最前線 〜基礎から実例まで〜』
協賛団体:
精密工学会東海支部,自動車技術会中部支部,計測自動制御学会中部支部,日本塑性加工学会東海支部,日本設計工学会東海支部
開催日: 2019年12月5日(木)
趣 旨:
昨年度までの“「四力+制御」にもう一度チャレンジし基礎力を高める講習会”の開講科目が一巡したことを承け,新たに“基礎科目
に立脚し最新の工学技術を学ぶ講習会”を開始することと致しました.第1回目は自動運転を取り上げます:
最近,各所で自動運転に関する実証実験が報告されています.自動運転は様々な可能性を秘めていますが,特に最近,頻発している
高齢者の痛ましい事故を削減する手段のひとつとして有望視されています.
また,シニアカーや電動車いすに代表されるパーソナルモビリティは,その知能化とともに,今後,大きなマーケットを生み出す
可能性を秘めています.このような背景のもと,本講習会では,自動運転に必要な技術を新進気鋭の若手講師陣によりわかりやすく
解説いただきます.受講者が機械系の会員であることを念頭に置き,情報処理的なバックグラウンドが十分でない方にも理解可能と
なるよう,ご配慮いただけることになっております.これから自動運転の技術開発にかかわりたい方,自動運転ビジネスに参入した
い方,さらには自動運転技術全体を俯瞰したい方にとって,またとない機会となりますので,奮ってご参加ください.
定 員: 80名
プログラム:
13:30〜13:45 1.自動運転の概要と本講習会の位置づけ
鈴木 達也先生(名古屋大学 工学研究科 機械システム工学専攻)
13:45〜14:45 2.自己位置推定・高精度地図に関する基礎と最近の動向
赤井 直紀先生(名古屋大学 情報学研究科 知能システム学専攻)
14:45〜15:00 休 憩
15:00〜16:00 3.環境認識に関する基礎と最近の動向
出口 大輔 先生(名古屋大学 情報連携統括本部 情報戦略室)
16:00〜17:00 4.計画と制御に関する基礎と最近の動向
奥田 裕之 先生(名古屋大学 工学研究科 機械システム工学専攻)
17:00〜17:30 5.フリーディスカッション (30分)