【7/3に開催延期】配管耐震設計に係わる事例規格に関する講習会
本企画は2020年7月3日(金)に延期して開催いたします。
企画 日本機械学会 発電用設備規格委員会
開催日 2020年3月23日(月)
趣旨
日本機械学会では,民間規格活用の流れに対応してゆくため,学会規格・基準の作成を積極的に進めています.一方,新規制基準のもとで,配管の耐震設計に関しては極めて厳しい基準地震動による評価が求められており,弾性応答解析に基づく現行の保守的な設計手法では耐震支持構造の補強や追設などの大がかりな設備対応が必要となっている場合が少なくありません.そのため,事業者,産業界からはより合理的な配管の耐震設計手法の実用化が望まれています.このようなニーズに応えるため日本機械学会では,従来より合理的ではあるが十分な安全裕度を有する,弾塑性応答解析に基づく配管の耐震設計手法に関する技術的知見を取りまとめた「発電用原子力設備規格 事例規格 弾塑性応答解析に基づく耐震Sクラス配管の耐震設計に関する代替規定」の初版を発行しました.
本講習会では,本事例規格の策定に携わった方々が講師として,事例規格の基本的考え方や主な規定内容,使用に際しての注意事項等について解説をいたします.
題目・講師
10:00~10:15 事例規格策定の経緯と全体構成:横浜国立大学名誉教授 白鳥 正樹
10:15~11:45 事例規格の規定内容:原子力機構 森下 正樹
11:45~12:00 質疑応答
12:00~13:00 休憩(昼食)
13:00~14:00 Mandatory Appendix SEGP-I配管系の弾塑性応答解析の方法:株式会社IHI 大谷 章仁
14:00~14:10 質疑応答
14:10~14:30 Non-mandatory Appendix SEGP-A解析コードの検証と解析データの確認方法:株式会社IHI 大谷 章仁
14:30~14:40 質疑応答
14:40~15:00 休憩
15:00~16:20 Non-mandatory Appendix SEGP-B配管弾塑性解析に関するベンチマーク解析:防災科学技術研究所 中村 いずみ
16:20~16:30 質疑応答
16:30~17:00 全体質疑応答
定員 60名 申込み先着順により定員になり次第締め切ります.
教材(講習会資料に含まれています)
日本機械学会 発電用原子力設備規格 事例規格 弾塑性応答解析に基づく耐震Sクラス配管の耐震設計に関する代替規定