講習会 とことんわかる自動車のモデリングと制御2012
【協賛】(予定)
計測自動制御学会,自動車技術会,システム制御情報学会,精密工学会,電気学会,電子情報通信学会,日本工学会,日本シミュレーション学会,日本ファジィ学会,日本フルードパワーシステム学会
【趣 旨】
昨年,未曾有の被害をもたらした東日本大震災の発生以来,産業機械の安全・安心を確保するための信頼性は,よりいっそう重要なものとなっており,その考え方を確立することはとても大切なことであります.しかしながら,「安全・安心を確保する」ことを適切に考えられるようにするためには,充分な「技術の知識」を持つ必要があります.そこで,日本機械学会交通・物流部門では,制御系開発の話題を中心に,初心者から上級者まで技術の要点を理解できるようにするための場として,「とことんわかるモデリングと制御」を2001年度より毎年実施しております.特に本年度は、基礎とその応用(開発事例)とがリンクするような題目構成とし、最先端の成果をわかりやすく説明していただきます。
【講師・題目】
9.30-9.40 開会の辞 第2技術委員会委員長 相馬 仁(名城大学)
9.40-10.40 (1) エネルギー消費と動的性能の両立を目指した新モビリティのモデリングと制御
トヨタ自動車(株) 平野 豊
10.40-11.40 (2) インホイールモータによる車両運動3Dモーメント制御
トヨタ自動車(株) 勝山 悦生
12.30-13.30 (3) MATLAB/Simulinkの時代のダイナミクスの基礎とモデリング
九州大学 教授 川邊 武俊
13.30-14.30 (4) 車両制御系へのモデル予測制御の適用
日産自動車(株) 西羅 光
14.40-15.40 (5) 自動車の振動と運動の制御
香川大学 教授 土居 俊一
15.40-16.40 (6) 制御サスペンションの技術変遷と最新のプレビュー乗心地制御技術について
トヨタ自動車(株) 武馬 修一
16.40-16.50 閉会の辞 第2技術委員会幹事 関根 康史(三菱自動車工業(株))