一般社団法人 The Japan Society of Mechanical Engineers

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宇宙サロン 地球を取り巻く危険 ~宇宙の脅威から地球を守れるか~

2013年1月09日 | 宇宙工学部門特別講演会No.12

【開催日】
2013年1月9日(水) 15:30~18:45

【開催趣旨】
宇宙から降り注ぐ隕石は,地上に住む私たちにとって大変気になる存在です.「ディープ・インパクト」や「アルマゲドン」などの映画に見るような事態が来る可能性はあるのでしょうか.有名なツングースカ大爆発やユカタン半島のクレータなどの痕跡は,その可能性を否定できない恐ろしさを感じさせます.一方,地球の周囲には私たち人類が作り出してしまった危険物:スペースデブリが数多く飛び回っています.私たちが宇宙にアクセスするときに,これらはどのような影響をもたらすのでしょうか.この分野の研究の第一線でご活躍中の専門家の先生にご講演いただきます.

【プログラム】
15:30~15:35 開会挨拶
     金森 洋史(宇宙工学部門 第一企画委員長)
15:35~16:20 「日本スペースガード協会の活動」
     坂本 強〔日本スペースガード協会〕
小惑星やスペースデブリの地球へ衝突を避けるためには,早期に発見し,軌道要素や多くの物理情報を得ることが必要不可欠である.我々が行う観測や世界各地で行われているスペースガードの状況を紹介する.
16:20~17:05 「小惑星と太陽系内の衝突現象について」
   平田 成〔会津大学 先端情報科学研究センター 准教授〕
太陽系全体の歴史を通してみれば,小惑星同士の衝突現象や,他の惑星・衛星への衝突は一般的な現象である.探査機データや地上からの観測,シミュレーションの成果に基づき,衝突の際に何が起きるのか,また地球への小惑星衝突の可能性などについて述べる.
17:05~17:15 休憩(10分)
17:15~18:00 「宇宙デブリ問題の現状とJAXAの対策」
      柳沢 俊史〔宇宙航空研究開発機構 研究開発本部未踏技術研究センター 主任研究員〕
中国の衛星破壊実験や衛星同士の衝突など,宇宙空間のデブリ環境は悪化の一途をたどっている.デブリ問題の現状とJAXAの対策について説明する.
18:00~18:45 「スペースデブリの脅威に立ち向かう」
      平山 寛〔九州大学 工学研究院航空宇宙工学部門 助教〕
地球を取り巻くスペースデブリは,増加の一途をたどっています.このまま放置すれば,宇宙船との衝突事故や,地上への落下被害も懸念されます.宇宙活動を将来まで安全に続けるための,デブリの観測・予測・削減・除去の取り組みを紹介します.
 
【懇親会】(参加される方のみ)
場所:信濃町駅周辺
19:00~21:00 講師を囲む懇談の場を設けさせていただきます.

【定 員】
50名(定員になり次第締め切らせていただきます.会員外の方も歓迎いたします.)

【申込方法】
「No.12-***宇宙サロン参加申し込み」と題記(電子メールの場合はSubject名)し,
(1) 氏名
(2) 会員資格・会員番号
(3) 勤務先・所属部課名
(4) 連絡先住所・電話・FAX・E-mailアドレス
(5) 懇親会への出欠
を明記の上,下記申込先までE-mail又はFAX,郵送にてお申込み下さい.

会場
一般社団法人日本機械学会 会議室
(〒162-0814 東京都新宿区新小川町4番1号 KDX飯田橋スクエア2階)
JR総武線「信濃町駅」駅前(徒歩1分).アクセスは下記でご確認ください.
http://www.jsme.or.jp/japanese/contents/01/11.html
参加登録費

会員 2,000円 
会員外 3,000円 
学生員 無料
一般学生 500円
懇親会費 4,000円
参加費・懇親会費は当日会場にて申し受けます

問い合わせ先

〒162-0814 東京都新宿区新小川町4番1号 KDX飯田橋スクエア2階
社団法人 日本機械学会 宇宙工学部門担当 滝本真也
電話03-4335-7615/FAX03-4335-7619/E-mail:takimoto@jsme.or.jp

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