一般社団法人 The Japan Society of Mechanical Engineers

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ひずみ測定の基礎と応用

2022年1月27日 - 2022年1月28日 | 材料力学部門講習会No.21-102

【開催日】2022年1月27日(木)、28日(金)

【開催形態】オンライン開催(Zoomウェビナーを利用)
※ミーティングIDとパスワードについてのご連絡は,開催5日前頃を予定しています.

【趣旨】機械や構造物の設計においては,安全性を十分に確保する必要があると同時に,軽量化や低コスト化が求められています.形状や境界条件が複雑な部材の応力やひずみを,材料力学や弾性学の知識のみで知ることは非常に困難です.現在は有限要素法などの数値計算法による応力・ひずみ解析が主流ですが,境界条件が複雑な問題などにおいては,得られた結果が実際とどの程度合致しているか疑問が残ります.そのため,実際に機械や構造物に作用している応力やひずみを正確に測定することが重要です.
本講習会では,ひずみゲージを用いた測定法の基礎から,動的な測定法,特殊な環境下での測定法,光や画像処理,X線を用いた方法など,種々のひずみ測定法の基本的な原理や特徴,さらには応用例について解説します.また,一部の方法につきましては,計測デモンストレーションを通じて理解していただきます.この分野の業務に携わっている技術者・研究者の方々はもちろん,学生の方々,機械や構造物の安全性に関心のある方々の参加をお待ちしています.

【プログラム】
題目・講師 (司会 高橋 昭如)
1日目:2022年1月27日(木)
10.00-11.45/(1) モアレ法による微小変位・ひずみ測定の基礎と応用
サンプリングモアレ法による二次元面内変位・ひずみ分布と面外変位測定法について,基本的な原理と応用例を解説する.
産業技術総合研究所 李 志遠

12.45-14.30/(2) デジタル画像相関法による変位・ひずみ測定
デジタル画像相関法(DIC)による2次元および3次元表面変位・ひずみ測定法,DVCによる3次元物体内部のひずみ測定法について,基本的な原理,測定の手順,応用例などを解説する.
青山学院大学 米山 聡

14.45-16.30/(3) 回折法によるひずみ計測
実験室X線,放射光および中性子等を利用した応力・ひずみ測定法の基本原理について解説し,応用例を紹介する.
横浜国立大学 秋庭義明
デモンストレーション(1日目)
モアレ法       産業技術総合研究所 李 志遠

2日目:2022年1月28日(金)
10.00-12.00/(4) ひずみゲージを用いたひずみ測定の基礎と応用 (1) (デモンストレーション付)
電気抵抗ひずみゲージによる測定の基本原理(ひずみゲージの基礎・特性,ブリッジ回路など)や,各種ひずみ測定器,測定精度の向上(ゲージ率感度補正,各種ノイズ対策など),多点ひずみ測定,主ひずみ算出法(ロゼット解析)などの測定実務に密接に関わる具体的な技術について,デモンストレーションを交えながら解説する.
株式会社東京測器研究所 栗生隆啓

13.00-14.35/(5) ひずみゲージを用いたひずみ測定の基礎と応用 (2)
電気抵抗ひずみゲージの特性(周波数特性,発熱・湿度の影響など),ひずみ測定回路の応用(曲げひずみの測定,温度変化の対策など),ひずみ測定実施上の注意事項などについて解説する.
豊橋技術科学大学 足立忠晴

14.50-16.30/(6) ひずみゲージを用いた特殊環境下におけるひずみ測定
ひずみゲージによる特殊な環境(高温,低温,水中,高圧など)におけるひずみ測定法とその応用例を解説する.
日本工業検査株式会社 高山博光

デモンストレーション(2日目)
ひずみ計測法

株式会社東京測器研究所 栗生隆啓

 

【定員】60名,申込み先着順により定員になり次第締め切ります.

【聴講料(いずれも税込・教材を含む)】会員20000円,会員外40000円,学生員5 000円,一般学生10000円

【申込締切】
2022年1月4日(火)
※申込受付メールにお支払情報が記載されておりますので、入金締切日を必ずご確認下さい。申込時期により支払期限が異なります。
※原則として,決済後はキャンセルのお申し出がありましても返金できませんのでご注意願います.
※参加登録のシステム利用料として,上記聴講料とは別に220円(税込)をご負担いただきます.

【最終入金締切】
2022年1月4日(火)

【注意事項】
※学生員から正員資格へ変更された方は,卒業後3年間,本会講習会への聴講は学生員価格にて参加が可能です.下記申込先フォームの会員資格は「正員(継続特典)」を選択し,卒業年と卒業された学校名を「通信欄」に記載ください.
※特別員の資格(会員扱い)で行事に参加される場合,聴講料は正員の価格となります.下記申込先フォームの会員資格は「特別員」を選択し,「会員番号」に「行事参加料割引コード」(xxxxxxx-xxxx)をご記入下さい.
※「特別員行事参加無料券」を利用される場合,聴講料は無料となります.予め「特別員行事参加無料券(原本)」をご用意の上,「特別員」としてお申込みください.「無料参加券を利用する」と「コンビニ決済」を選択して申込完了後,担当職員まで「自動返信メール」「行事参加無料券(原本)」をご郵送ください.
※参加者による,セミナーの静止画/動画撮影,録音は禁止です。「レコーディング」ボタンで録音することは法律で禁止されています。
※新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため,視聴される方の安全を考慮し,複数人での視聴ではなく個人単位でのお申込みになります。
※当日発表の音声,スライドの著作権は発表者に帰属します。
※必要なもの
・視聴用のパソコン *必須
・イヤホンまたはスピーカー(PCに内蔵されているもので構いません。) *必須
・マイク(質問をする際に必要となります。)
・有線または無線ブロードバンドのインターネット接続  *必須
※必ず前日までに機材の事前準備・確認を,事前にZoom(適宜修正)の動作確認をした上でご参加下さい。
(Zoomを利用する場合)
※Zoomの事前テスト方法   以下から各自でご確認下さい。
https://support.zoom.us/hc/ja →ミーティングウェビナー→ 参加と開始

【教材】
講習会にお申込みされた方には,開催1週間ほど前に教材を事前に郵送致します。
教材のみご希望の方には,1冊につき会員2 000円,会員外3 000円(いずれも税込金額)にて頒布いたします.講習会終了後発送いたします.なお,本講習会終了後は教材を販売いたしません.入手ご希望の方は本行事にご参加いただくか,または https://www2.jsme.or.jp/fw/index.php?action=kousyu_index から開催前に事前予約申込みをお願いいたします.

 

【申込方法】イベントペイより受付
イベントペイの導入についてに記載の注意事項を予めご一読の上,下記より1名ずつお申込みください.
https://eventpay.jp/event_info/?shop_code=6791237415745854&EventCode=1155381706

 

【担当職員】石澤/E-mail: ishizawa@jsme.or.jp

会場
オンライン会場
申込締切
2022年1月04日

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