一般社団法人 The Japan Society of Mechanical Engineers

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機械設計のための非線形有限要素法入門 (幾何学的非線形,超弾性,粘弾性,弾塑性,接触摩擦,動的解析の基礎をMarc, LS-DYNAの例題で学ぶ

2022年9月20日 - 2022年9月21日 | 材料力学部門ハイブリッド開催設計技術-基礎講習会No.22-66

お知らせ

2022/9/12 講習会資料を発送しました.木曜日までに届いていない方は,下記の担当までご連絡下さい.

2022/9/12 現地開催会場が変更となりました.同じ東京大学ですが,教室が異なります.現地参加者の方は,開催会場をご確認下さい.2階223講義室 ⇒ 3階31B会議室

2022/9/8 参加者様へ,オンライン開催URL,現地開催場所,教材送付についての案内を後ほど送付させて頂きます.送付完了次第,本ページにてお知らせいたしますので,しばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます.

2022/9/8 参加申込受付を終了しました.ご応募頂きましてありがとうございました.

 

開催日 2022年9月20日(火),21日(水)

会 場 東京大学工学部2号館2階223講義室 3階31B会議室とZoomによるオンラインのハイブリッド形式 ※会場が変更となりました

(文京区本郷7-3-1 https://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_04_03_j.html

 

要 旨

CAEは機械設計において欠かせないツールとなりつつあります.同時に,扱われる解析はますます高度化し,幾何学非線形,超弾性,粘弾性,弾塑性,接触摩擦,動的解析などの非線形有限要素法解析が現場で使われるようになっています.しかしながら,多くのユーザーは,汎用ソフトウェアに使われている様々な非線形有限要素法の機能の原理の知識が不足したまま,解析を行わざるを得ないため,適切なモデリングと結果の検証/妥当性確認(Verification and Validation: V&V)が出来ず,結果の品質の向上が課題となっています.
本講習会では,非線形有限要素法を”使う”ことに焦点を置き,非線形有限要素法の原理,汎用ソフトを使う上での実践的知識を,実際にソフトウェア(Marc, LS-DYNA)で解いた例題を使いながら解説します.
一日目は,非線形有限要素法の理解に必須なテンソル解析の基礎を復習した後,幾何学的非線形と高分子材料の解析(超弾性・粘弾性解析)を学びます.二日目は,弾塑性解析,接触・摩擦解析,動的解析の原理とその実践的知識について学びます.
本講習の対象は,CAEを業務で扱っている技術者/研究者,非線形有限要素法の原理と実用的な知識を学んでみたい技術者/研究者/学生です.

 

題目・講師

一日目

10.00-12.00/(1)テンソル解析の基礎

非線形有限要素法のための基盤であるテンソル解析の基礎知識について学ぶ.

エムエスシーソフトウェア 渡邉浩志

13.00-15.00/(2)幾何学的非線形解析

テンソル解析の基礎をベースに,幾何学的非線形解析の原理と実践的な知識について学ぶ.

エムエスシーソフトウェア 渡邉浩志

15.15-17.00/(3)高分子材料の解析(超弾性・粘弾性解析)

ゴムに代表される高分子材料の解析で用いられる超弾性体および粘弾性体について,基本的な理論を学ぶと同時に実際の解析での使用方法などの実践的知識を学ぶ.

ブリヂストン 門脇 弘

 

二日目

10.00-11.00/(4)座屈解析

典型的な幾何学非線形問題である座屈現象を有限要素法で解析する基礎理論と座屈後解析を含む実践的知識を学ぶ.

エムエスシーソフトウェア 渡邉浩志

11.00-12.00/(5)弾塑性解析

金属や樹脂の降伏,加工硬化を表す弾塑性体の基礎理論を学ぶと共に,解析事例を通じて使用上のポイント等の実践的知識を学ぶ.

エムエスシーソフトウェア 渡邉浩志

13.00-14.00/(6)接触摩擦解析

接触摩擦解析は,近年,ボルト締結体の解析等に用いられ,大きな成果を挙げている.接触・摩擦解析の理論の基礎を概説するとともに,その実践的知識を学ぶ.

東京大学 泉 聡志

14.00-14.45/(7)動的解析(1)~モード解析,周波数応答解析

動的解析の最も基礎であり,古くから使われているモード解析,周波数応答解析の理論を学ぶとともに,解析事例を通じて使用上のポイント等の実践的知識を学ぶ.

東京大学 泉 聡志

15.00-17.00/(8)動的解析(2)~過渡応答解析(陽解法と陰解法)

動的陽解法の適用範囲は大幅に拡大しているが,その原理や注意点などを理解しないで使うと思わぬ落とし穴にはまることがある.動的陰解法と動的陽解法の原理の違いと使用上のポイントについて,解析事例を交えながら学ぶ.

JSOL 伊田徹士

 

 

定 員 40名,定員を超過した場合はご遠慮頂く場合があります.同一団体からの重複参加等によって調整させていただきます.

 

聴講料(税込み) 

正員・特別員 会員外 学生員 一般学生
1日のみ参加 20,000円 30,000円 7,000円 10,000円
両日参加 40,000円 60,000円 14,000円 20,000円
※いずれも当日配布資料1冊分を含みます.9月7日(水)までに入金をお願いいたします.以降は定員に余裕がある場合,当日受付をいたします.
※学生員から正員資格へ移行された方は,卒業後3 年間,本会講習会へは学生員価格で参加可能です.申込先フォームの正員資格は「正員(学生員から正員への継続特典対象者)」を選択し,通信欄に卒業年と卒業された学校名をご入力ください.
※ 特別員の資格(正員扱い)で行事に参加される場合,聴講料は正員の価格となります.下記申込先フォームの正員資格は「特別員所属 割引コード使用」を選択し,会員番号欄に11桁の「行事参加料割引コード」(xxxxxxx-xxxx)をご記入下さい.
※ 「特別員行事参加無料券」を利用される場合,聴講料は無料となります.予め「特別員行事参加無料券(原本)」をご用意の上,チケット種別は「特別員行事無料参加券」を選択してお申込みください.申込完了後,担当職員まで「自動返信メール」「行事参加無料券(原本)」をご郵送ください.
〒162-0814 東京都新宿区新小川町4番1号 KDX飯田橋スクエア 2F 材料力学部門担当 篠原
※コンビニ/ATM払いでのお支払いの際は,1件あたり220円(税込)の手数料をご負担いただきます.
※コンビニ/ATMでのお支払期限は、お申し込みから3日以内です。申込後3日以内にお支払いされなかった場合は自動でキャンセルとなります。但し、お申込期限に関わらず、9月7日(水)までにご入金をお願いいたします。
申込方法 Peatixより受付
Peatixの導入についてに記載の注意事項を予めご一読の上,下記より1名ずつお申込みください.
※Peatixより発行される領収データを領収書としてお使いください。領収書はPeatixアカウントへログイン時に表示されるチケット画面もしくはお申し込み詳細メールからご取得いただけます。取得方法等の詳細は下記URLをご確認ください。
https://help-attendee.peatix.com/ja-JP/support/solutions/articles/44001821741
※ 請求書発行はご対応できかねますので,Peatixでのお支払いをお願いいたします
※ 決済後はキャンセルのお申し出がありましても返金できませんのでご注意願います.
※ お申込内容は、PeatixアカウントもしくはPeatixより配信されるお申し込み詳細メールからご確認いただけます。メールが届かない場合は、「peatix.com」からのメールを許可するように受信設定をお願いします。
注意事項
※個人単位でのお申込みとなります。複数人での視聴はご遠慮下さい。
※当日発表の音声,スライドの著作権は発表者に帰属します。
※必要なもの
・視聴用のパソコン *必須
・イヤホンまたはスピーカー(PCに内蔵されているもので構いません。) *必須
・マイク(質問をする際に必要となります。)
・有線または無線ブロードバンドのインターネット接続  *必須
※必ず前日までに機材の事前準備・確認を,事前にZoom(適宜修正)の動作確認をした上でご参加下さい。
(Zoomを利用する場合)
※Zoomの事前テスト方法   以下から各自でご確認下さい。
https://support.zoom.us/hc/ja →ミーティングウェビナー→ 参加と開始
※Peatixの以下のメッセージ機能で問い合わせいただいても返信できかねます。問い合わせはt.shinohara[at]jsme.or.jpに直接ご連絡ください。
教材 教材はなく当日配布資料のみとなります.
■問い合わせ先 担当職員:篠原 E-mail: t.shinohara[at]jsme.or.jp/03-4335-7612

 

 

会場
東京大学工学部2号館2階223講義室/Zoom(ハイブリッド形式)
申込締切
2022年9月07日

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