一般社団法人 The Japan Society of Mechanical Engineers

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第20回セミナー&サロン エネルギー環境技術の現状と将来 -低炭素社会への道-

2010年11月05日 | 特別講演会No.10

(併催:部門賞贈呈式,動力エネルギーシステム部門設立20周年記念国際シンポジウム ウェルカムパーティー)

近年,世界的な経済発展に伴うエネルギー需要増加と環境問題の両立のためにはどのように対応していくかが重要な課題となっており,特に温室効 果ガスであるCO2の削減対策についてはさまざまな議論が,世界各国でなされています.とりわけ我が国においては,2020年までに温室効果ガスを90年 比25%削減する中期目標を明記した「地球温暖化対策基本法案」が閣議決定されました.その中には既に日本が国際的に表明している「温室効果ガスをすべて の主要国による公平かつ実効性のある国際的な枠組みの構築と意欲的な目標の合意を前提として,2020年までに1990年比で25%削減し,2050年ま でに80%削減する」ことが明記されています.このような削減目標を達成するためには,エネルギー・環境問題の双方に合致する技術開発・利用が不可欠であ り,省エネルギーおよび新エネルギーでの導入促進,環境調和型資源としての化石燃料の有効活用,例えば二酸化炭素分離回収型の石炭火力と地中貯留 (CCS)を活用したエネルギーシステムさらには原子力発電の着実な展開を図るなど,エネルギーセキュリティー問題にも挑戦する高度な研究開発が重要かつ 急務となっています.
 このような状況を背景に,本年のセミナーでは「エネルギー環境技術の現状と将来-低炭素社会への道-」を基調テーマとして株式会社IHI  技術開発本部 基盤研究所所長 池田 英人氏より「IHIのエネルギー・環境分野に関する技術開発について」,東洋大学教授 国際地域学部 久留島 守広 氏より「低炭素社会におけるエネルギー・新社会基盤 ―CCS・石炭ルネサンス・アジアとの共生―」,について講演をいただきます.
 なお,講演会と併せてIHI TESCO(豊洲エネルギーサービス株式会社)のエネルギー供給施設,IHIアイミューズの見学,そして部門 賞贈呈式と会員の親睦をはかる懇親会を開催いたしますので,多数のご出席をお願い致します.

【題目・講師】
13.30~13.35 /開会の挨拶

13.35~14.15 /(1)「IHIのエネルギー・環境分野に関する技術開発について」
講師 株式会社IHI 技術開発本部 基盤研究所所長 池田 英人
14.20~15.00 /(2)「低炭素社会におけるエネルギー・新社会基盤 ―CCS・石炭ルネサンス・アジアとの共生―」
講師 東洋大学 国際地域学部 教授 久留島 守広
15.00~16.00 /見学(1)IHI TESCOエネルギー供給施設(2)I-MUSE(展示室)
16.00~16.10 /休憩(コーヒーブレーク)
16.10~17.00 /動力エネルギーシステム部門 部門賞贈呈式
17.15~19.00 /サロンの部

会場
株式会社IHI 豊洲IHIビル
〒135-8710 東京都江東区豊洲三丁目1番1号 豊洲IHIビル/電話:(03)6204-7800(代)
地下鉄有楽町線豊洲駅 1a出口,徒歩約7分.
会場URL
http://www.ihi.co.jp/
参加登録費

会員 7 000円(学生員 2 000円),会員外 10 000円 (一 般学生 3 000円)
サロンの部参加費 無料(参加登録者および招待者に限ります)

問い合わせ先

会員番号(会員の場合),氏名,連絡先(住所・電話・電子メイル)を明記し下記担当までE-mail (kawasaki@jsme.or.jp)または,FAX03-4335-7618にて申込みください.
〔担当職員 川崎さおり〕

【定員】
100名

【申込締切】
2010年10月22日(金),ただし,定員になり次第締め切ります.

関連サイト
http://www.jsme.or.jp/pes/

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