一般社団法人 The Japan Society of Mechanical Engineers

メニュー

転がり軸受技術基礎講座

2023年6月30日 - 2023年6月30日 | 機素潤滑設計部門オンライン開催トピックス若手CP対象講習会No.23-41

2023/6/14 ご好評につき参加申し込みの締め切りを 6/23(金)まで延長しました。
2023/6/23 6/22までにお申し込みが確認できた方へ当日の接続方法等のご案内メールを発信しました。
2023/6/26 お申し込みされたすべての方へのご案内メールの発信が完了しました。メールが届かない場合は問い合わせ先までご連絡をお願いします。

若手会員のための資格継続キャンペーン対象講習会

【開催日時】2023年6月30日(金) 10:00~17:00

 

【開催形態】Zoomによるオンライン同期型講義
◆参加費のご入金が確認出来た方には,開催7日前を目途に,ZoomミーティングIDとパスワード・当日用資料について,お申し込み時のメールアドレス宛へご連絡します.

 

【協賛】 日本トライボロジー学会,精密工学会

 

【講師】野口 昭治 先生 (東京理科大学 教授)

 

【趣旨】
転がり軸受は,日本人の食生活に例えて“機械の米”と呼ばれることもあり,機械システムを構成する上で欠くことのできない機械要素です.機械設計においては,転がり軸受を機械の仕様に合わせて選定することが仕事となりますが,基礎的な条項をしっかり理解していないと,大きなミスにつながります.“転がり軸受の基礎”では,転がり軸受の基本事項,軸受の選定において重要となる寿命計算,潤滑等について,詳しく講義いたします.また,適宜,経験したトラブル事例についても紹介します.
また,転がり軸受は国際的な規格品であり,外形寸法,外観は昔から変わっておりません.しかし,転がり軸受が使われる条件や環境は厳しくなっており,軸受会社はそれに対応するための技術開発を行っています.“転がり軸受の技術開発動向”では,最近の技術開発動向,開発事例の紹介を行います.
最後の“転がり軸受の電食防止技術”では,小径玉軸受を対象とした電食に関する研究の紹介を行います.インバータによるモータの回転速度制御が普及するにつれて,家電品でも電食が見られるようになりました.この講義では,電食が発生する条件,リッジマーク成長過程の観察,電食を防止する方法を説明いたします.
このような内容でお話をしますが,転がり軸受に対する疑問に答え,参加者の皆様にとって有意義となる講習会にしたいと考えております.

 

【プログラム】

1.転がり軸受の基礎とトラブル事例

1.1 滑り摩擦と転がり摩擦の基礎
1.2 転がり軸受の分類と特徴
1.3 転がり軸受の選定
1.4 主要寸法と呼び番号
1.5 転がり軸受の精度
1.6 定格荷重と定格寿命
1.7 軸受荷重の求め方
1.8 はめあい
1.9 内部すきまと予圧
1.10 許容回転速度
1.11 潤滑と潤滑寿命
1.12 密封装置
1.13 損傷事例と検出方法

2.転がり軸受の技術開発動向

2.1 転がり軸受業界の現状
2.2 転がり軸受の技術動向
2.3 転がり軸受の研究動向
2.4 転がり軸受の最新技術事例

2.4.1 低トルク化
2.4.2 小型・軽量化
2.4.3 高速化
2.4.4 長寿命・高信頼性
2.4.5 特殊環境・エコロジー
2.4.6 知能化・多機能化・IoT
2.4.7 転がり機械要素の高性能化

3.転がり軸受の電食防止対策

3.1 直流における電食発生電流密度
3.2 直流における電食発生電圧
3.3 電食防止に関する研究

3.3.1 導電性グリース
3.3.2 セラミックス転動体

3.4 電食損傷と油膜パラメータの関係

3.4.1 回転速度を変化させた場合
3.4.2 表面粗さを変化させた場合
3.4.3 グリース基油粘度を変化させた場合
3.4.4 リッジマークの形成条件

 

【定員】100名 申込先着順により定員になり次第締め切ります.

 

【参加費(いずれも税込・教材を含む)】
正員・特別員(行事参加割引コード利用)・協賛団体一般 20,000円,
正員(継続特典)・学生員・協賛団体学生 5,000円,
会員外 30,000円,一般学生 10,000円

 

◆学生員から正員資格へ変更された方は,卒業後3年間,学生員価格にて講習会にご参加いただけます.お申し込みの際,「正員(継続特典)」を選択し,卒業年と卒業された学校名を「通信欄」にご記入ください.
◆大学院生の会員(正員)の方は学生員価格でご参加頂けます.大学院生の会員(正員)の方は「学生員」を選択し,「通信欄」に所属大学院名,課程・学年をご記入ください.
◆特別員(法人会員)で参加される場合,「行事参加料割引コード」のご利用で参加費は正員価格となります.お申し込みの際,「特別員」を選択し,「会員番号」に「行事参加料割引コード」(xxxxxxx-xxxx)をご記入下さい.
◆「特別員行事参加無料券」のご利用で,参加費は無料となります.「特別員(無料券利用)」としてお申込みの上,以下の担当職員まで「行事参加無料券(原本)」をご郵送ください.
◆協賛団体会員の方は「協賛団体一般」「協賛団体学生」を選択し,「会員番号」に協賛団体会員番号,「通信欄」に協賛団体名をご記入ください.

 

【教材】
講義資料(講義で使うパワーポイント資料)

配布資料のダウンロード要領は開催7日前を目途にお申し込み時のメールアドレス宛へご連絡します.
※本講習会には教材のみの販売はありません.

 

【申込締切】
2023年6月16日(金) → 6月23日(金)(延長しました)
◆コンビニ/ATMでのお支払期限は,お申し込みから3日以内です.申込後3日以内にお支払いされなかった場合は自動でキャンセルとなります.
◆コンビニ/ATM払いでのお支払いの際は,上記参加費とは別に1件あたり220円(税込)の手数料をご負担いただきます.
◆原則として,決済後はキャンセルのお申し出がありましても返金できませんのでご注意願います.
本ページからのお申し込みについては,集会事業申込規約にご同意いただいたものとみなします.

 

【申込方法及び注意事項】
Peatixより受付
URL:https://jsme23-41.peatix.com

◆はじめてPeatixを利用される方は,お申込み前にPeatixアカウントを取得(新規登録)していただく必要がございます.(Peatixアプリのダウンロードは必須ではありません.)
◆本ページにある「チケットを申し込む」をクリックし,必要事項をご入力の上,お支払いのお手続きをお願いします.
◆お一人ずつ個人単位でのお申込みをお願いします.
◆参加費のお支払いには,クレジットカード・コンビニ・ATMのいずれかがお使いいただけます.
決済種別に関する詳細はこちらを,お支払い方法についてはこちらをご覧ください.
◆お申込内容は,PeatixアカウントもしくはPeatixより配信されるお申し込み詳細メールからご確認いただけます.メールが届かない場合は,「peatix.com」からのメールを許可するように受信設定をお願いします.
コメント欄およびメッセージ機能でのご連絡には返信できかねますので,下記の問い合わせ先に直接ご連絡ください.

 

【領収書】
◆Peatixより発行される領収データを領収書としてお使いください.領収書は,Peatixアカウントへのログイン時に表示されるチケット画面もしくはお申し込み詳細メールからご取得いただけます.取得方法等の詳細はこちらをご確認ください.

会場
オンライン開催
問い合わせ先

【担当職員】機素潤滑設計部門担当 金子/E-mail: kaneko@jsme.or.jp

(特別員行事参加無料券送付先 )
〒162-0814 東京都新宿区新小川町4番1号 KDX飯田橋スクエア2階 一般社団法人日本機械学会 金子宛

申込締切
2023年6月23日

イベント一覧へ