第1回ラウンドイブニングセミナー(第52回イブニングセミナー)
科学的アプローチによる泳法の発達(最速ストローク) [講 師]
伊藤 慎一郎
工学院大学工学部 機械工学科 教授 [開催日]
2013年5月29日(水)18:00~20:00 [趣 旨]
水泳記録は,本来は水着の抵抗軽減によるものではなく,泳法の技術での勝負,選手の技量の争いであったが,北京五輪では高速水着により世界記録は25個,それが禁止されたロンドン五輪では7個となった.メジャー種目においては世界記録を破るためには数年の月日が必要となったようだ.水泳を物理的に見ると,身体まわりの水の泳者に作用する流体力学である.
泳ぎは2つの最適モード(a) 最大推進力モード(最速モード),および(b)最大効率(あるいは最小エネルギ)モードに分けられる.自由形の泳法技術は腕をS字状に動かし揚力を推進力として使うS字泳法が長年君臨してきた.しかしこれは意外にも後者であった.前者の最速モードの泳ぎはスッポンの泳ぎを定式化し,理論的に産み出された泳法であり,腕を直線状(I字状)に動かし,抗力を使うスッポン泳法であった.2002年の私のこの泳法の発表以来,徐々にこのスッポン泳法が主流になってきている.そして他種目にも波及している.これらの泳法の特徴と水泳の将来を解説する.
[講演・内容]
1.18:00~19:00/講演 講師:伊藤 慎一郎
2.19:00~20:00/懇親会
アットホームな気軽な懇親会です.講演者の方への質問・交流,会員相互の交流の場として皆様のご参加お待ちしております.講演に合わせてぜひご参加ください.
50名(定員になり次第締め切らせていただきます.) [申込方法] 「東京ブロック第1回セミナー参加申込」と題記し,
(1)氏名・会員資格・所属,
(2)連絡先(住所,E-mail,TEL,FAXなど)
(3)懇親会への出欠
を添えてE-mail,FAXまたは郵便にて下記までお申し込み下さい.
定員超過によりお断りする場合は,5月22日までにご連絡を差し上げますが,連絡の無い方は当日ご来場下さい.
参加登録は次の書式をご利用ください.
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「日本機械学会関東支部東京ブロック 第1回イブニングセミナー」参加申込
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懇親会への出欠(どちらかを消してください): 出席 欠席
資格:会員(会員番号: )or 会員外 or 学生
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