講習会「実験流体力学 基礎技術から応用まで」
【協 賛】
日本航空宇宙学会,可視化情報学会,日本流体力学会,自動車技術会
【開催日】
2013年8月7日(水)
【趣 旨】
流体工学に用いられる実験技術は,自動車や航空機などの輸送機の空力特性の改善や騒音の抑制,ポンプや送風機などの流体機械の性能向上のような機械工学分野,さらにはビル風の予測や橋梁などの耐風設計が必要とされる建設分野,血流の予測や薬品の混合に代表される医学分野など多方面で必要とされます.今回の講習会では,直接的な流体計測方法だけではなく間接的な流体計測方法,また光学的な手法を用いた流体計測方法をテーマに取り上げ,それらの基礎的な事項から実際の計測事例やその応用方法などについて講師の方々に紹介していただきます.本講習会の対象者は,主に企業の技術者や学部・大学院の学生の方々です.多数のみなさまの参加をお待ちしております.
【プログラム】
9:30~11:00 「高エンタルピー衝撃風洞HEGのための感温塗料計測法の開発
“TSP Development for the High Enthalpy Shock Tunnel Göttingen (HEG)”」
小澤 啓伺(首都大学東京)
11:10~12:40 「プロセス・トモグラフィー法による混相流の濃度分布可視化計測」
武居 昌宏(千葉大学)
12:40~13:40 昼休み(ベンダーによる機器展示を予定)
13:40~14:20 機器展示メーカーによるショート・プレゼンテーション(予定)
当日の機器展示に出展するベンダー数社(予定)
14:30~16:00 「流体実験における上流撹乱の重要性」
松原 雅春(信州大学)
16:10~17:40 「自動車の空力実験」
郡 逸平(東京都市大学)
18:00~20:00 懇親会(懇親会費は別.詳細は講習会申込者に別途連絡.)
なお,本講習会は講習会参加者に限って,教材の電子ファイルを提供いたします.(講師が了承した場合に限る)奮ってご参加ください.
【定 員】
60名程度.申込み先着順により定員になり次第締め切ります.