一般社団法人 The Japan Society of Mechanical Engineers

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講習会 安全評価・認証の実務者が語る『第三者評価・認証のキーポイント』

2013年8月02日 | 産業・化学機械と安全部門講習会No.13

協賛(予定)
安全工学会,安全工学研究所,エンジニアリング協会,化学工学会,軟包装衛生協議会,日本機械工業連合会,日本金属プレス工業協会,日本高圧力技術協会,日本工作機械工業会,日本食品機械工業会,日本信頼性学会,日本製パン製菓機械工業会,日本電機工業会,日本非破壊検査協会,日本プラントメンテナンス協会,日本包装技術協会,農業機械学会,腐食防食学会

【開催日】
2013年8月2日(金曜日)13:00~17:00

【主旨】
リスクを受け入れ可能なレベルに低減させた機械を設計・製造することは機械メーカーの責務である。
このために機械安全の安全要求の標準化が進められており、わが国でも日本工業機械、JISとして発 行されている。規格の要求に沿って機械が設計・生産されているかを客観的に確かめる方法として、 第三者による評価制度があり、欧米では長年の実績がある。しかしながら、わが国では製造者による 評価(第一者評価)及びユーザーによる評価(第二者評価)に比べ、第三者評価が浸透していないの が実情である。
当講習会では、第三者評価・認証の必要性とその意義及び第三者評価・認証を行う際に問題となる点 を第三者評価・認証実務者により事例を交えて解説を行う。

司会:テュフラインランドジャパン株式会社 産業サービス部 杉田吉広

【演題】
I 開演 13:00~13:05

II 特別講演
第三者認証制度 13:05~14:00
~質と量の両方を指向する第三者認証制度のデジュ-ル力~ 安全は、第三者認証制度によって改めて「安全」と認められる。国内限定の安全なき商品はグローバルな市場に参加できない。技術力だけでは消極的である。第三者認証は、グローバルな市場参加の積極的条件である。我が国は、量より質を指向するが、本来、モノづくりは高質によって量を獲得しなければ意味がない。第三者の制度なき高質はあり得ない。ここでは、第三者認証制度の社会的構造と、それの持つ、デジュ-ル力についてお話をする。
明治大学 
杉本 旭

III 第三者評価の実務例
1)ケース1: 機械安全 14:05~14:55
第三者評価や認証の申請に関するご相談事例や申請範囲や使用条件の捉え方の注意点、および、申請範囲や使用条件の違いか生じる適合性評価の違いについて事例を交えてご説明いたします。
ビューローベリタス 染谷美枝

   2)ケース2:機能安全 15:00~15:50
現状分析として、機能安全を導入する機械メーカ、製造販売するコンポーネント・メーカ、それぞれの導入形態について機械指令・整合規格を題材に理解する。2005年以降のIEC/EN 60204-1の変遷から始まった機能安全の積極導入とその背景。
テュフズード 
浅井由尚

   3)ケース3:電気安全  15:55~16:45
国内で使用実績のある電気機器が初めてのCEマーク対応または国外出荷対応時の典型的な指摘事例と対策事例を紹介します。実際の事例から国内向けと国外向けで安全に関わる電気電機設計コンセプトにどのような違いがあるのか解説します。
テュフラインランド
濱野 裕治

IV 質疑応答及びディスカッション 16:45~17:00
 
※事情により演題が変更となる場合もございます。予めご了承下さい。

【定員】
30名(定員になり次第締め切ります)

会場
日本機械学会 会議室   
〒162-0814 東京都新宿区新小川町4番1号 KDX飯田橋スクエア2階 
参加登録費

【聴講料】
会員及び協賛団体会員10,000円(学生員4,000円) 会員外13,000円(一般学生 5,000円)いずれも教材1冊分代金を含みます.開催日の10日前までに聴講料が着金するようにお申し込み下さい.以降は定員に余裕がある場合のみ当日受付いたします.聴講券発券後は取消のお申し出がありましても
聴講料は返金できませんので,ご注意願います.

【教材】
教材のみご希望の方,または聴講者で教材を余分にご希望の方は,1冊につき会員及び協賛団体会員2,000円,会員外3,000円で頒布いたします.
講習会終了後は教材を販売いたしませんので,開催前に予約申し込みをして下さい.講習会終了後に発送いたします.

申し込み先

【申込方法】
申込者1名につき,行事申込書(学会誌会告内またはhttp://www.jsme.or.jp/gyosan0.htmからダウン
ロード)1枚(コピー可)に必要事項を記入し,代金を添えてお申込下さい.なお,Webからも申込みは
可能です(http://www.jsme.or.jp/kousyu2.htm).

問い合わせ先

産業・化学機械と安全部門 担当職員 
渡邊
電話03-4335-7614)

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