一般社団法人 The Japan Society of Mechanical Engineers

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イブニングセミナー(第162回) コーヒーを香りから愉しむ -実習付き-

2013年7月31日 | 技術と社会部門特別講演会No.13

【開催日】
2013年7月31日(水)18.00~20.00

【趣 旨】
技術はいま,資源,環境問題をはじめ,巨大化とブラックボックス化による人間疎外の傾向に関して多くの批判にさらされている.技術が受け入れられて発展するのも,拒絶され衰微するのも,また技術者の社会的地位のあり方も,社会との深い関わりの中にあることは明らかである.われわれが新しい時代を担う責任ある技術者であろうとするならば,人間についての深い洞察を持つとともに,社会の動きを正しく見極めなければならない.技術と人間,技術と社会の関わりについて現状を理解し,将来を展望することを目的とする.

【テーマおよび講師】
コーヒーは我々にひらめきと癒しを与えてくれる嗜好品であり,歴史上の数多くの著名人も愛した飲み物である.現代では,街を歩くと喫茶店やカフェがあちこちに存在し,手軽に美しいデコレーションをしたコーヒーを楽しめるようになった.家庭や職場でもインスタントコーヒーやカフェポット,ドリップコーヒーが普及して,忙しい片手間にも安らぎのコーヒーをいただくことができる.しかし、飲む直前に新鮮な豆をグラインドすることで,さらにおいしいコーヒーを愉しむことができます.
このイブニングセミナーでは,植物として存在するコーヒーが飲み物になるまでの過程をご紹介いたします.少しゆとりのある時に,ひと手間かけてそのままのコーヒーをお楽しみいただくきっかけとなりましたら幸いです.また,シンプルですが,新鮮なコーヒー豆をグラインドし、ペーパードリップで淹れる実習を予定しています.どうぞお気軽にご参加ください.
講師:阿部慶子(一関高専・技術室)

<事務局のつぶやき>
コーヒーは,悪魔のように黒く,地獄のように熱く,毒薬のように苦い,止められない習慣であるとの思い込みのまま, 今まで過ごしてきた.安定した味を確保するには,1人で飲むにも5人分を入れる必要があるとしか考えてこなかった.
しかしながら,今日は先入観を捨てて,専門家(J.C.Q.A認定コーヒーインストラクター2級)の入れるコーヒーが味わえる.

<裏の声>
飲む直前に新鮮な豆を挽くことへのコダワリは,半端ではない.実は,「コーヒー豆粉砕時における熱発生および熱伝達挙動の解析」というテーマで科学研究費助成事業(科学研究費補助金)の奨励研究を行っているコーヒー科学研究嬢とのことです. Y.K.

<懇親会> 
大学近くの「パブレストラン アミ」にて,講師を囲んで懇親会を行います.
会費 3 000円程度

【次回予定】
2013年8月28日(水)18.00~20.00
「宇宙を学ぶ・宇宙に学ぶ」
津野克彦(理化学研究所)

会場
明治大学 駿河台キャンパス リバティタワー15階1155室(会場が変更になりました) 
東京都千代田区神田駿河台1-1/電話(03)3296-4545
JR中央線・総武線、東京メトロ丸ノ内線/御茶ノ水駅 下車徒歩3分

【明治大学キャンパス案内図】
http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html
参加登録費

【参加費】
正員 1000円(学生員 無料) 会員外 1500円(一般学生 500円)
当日会場にて受け付けます.

申し込み先

【申込方法】
「No. 13-81イブニングセミナー(第162回)申し込み」と題記し,
(1)会員資格(会員番号),(2)氏名,(3)勤務先・所属,
(4)連絡先(郵便番号・住所・電話番号・E-mailアドレス)を明記の上,E-mail
またはFAXにて下記までお申し込みください.

【申込先】
日本機械学会(担当職員 曽根原雅代)
E-mail: sonehara@jsme.or.jp ,FAX 03-4335-7618

問い合わせ先

日機装技術研究所 小西義昭/電話(042)392-3087 E-mail:y.konishi@nikkiso.co.jp/
明治大学 村田良美/電話(044)934-7350 E-mail:murata@isc.meiji.ac.jp

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