一般社団法人 The Japan Society of Mechanical Engineers

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第11回技術者のための技術者倫理セミナー -事故・不祥事の背景から学ぶリスクマネジメント:設計会社と運営管理会社の責任-

2013年11月09日 | マイクロ・ナノ工学部門 技術と社会部門特別講演会No.13

(技術と社会部門,イノベーションセンター 合同企画)

協賛(予定)
日本技術士会,可視化情報学会,計測自動制御学会,自動車技術会,精密工学会,ターボ機械協会,日本計算工学会,日本航空宇宙学会,日本塑性加工学会,日本鋳造工学会,日本マリンエンジニアリング学会,日本ロボット学会,溶接学会,化学工学会,日本建築学会,土木学会,電気学会,日本化学会,電子情報通信学会

【開 催 日】
2013年11月9日(土)10.00~17.00

【今回のテーマおよび論点】
「技術的事故の解明と責任とは何か.渋谷シエスパ温泉事故から学ぶリスクマネジメント」
今回は2007年6月19日に東京都渋谷区の住宅街で起こった温泉施設の爆発事故を取り上げ,技術者の責任とは何か,について考察する.その事故の概要は,
1.2007年6月19日,渋谷シエスパ温泉で爆発事故があった.地下からくみ上げた温泉水中に含まれていたメタンガスによって「ガス爆発」が起き,従業員と通行人を合わせて死傷者が6人出た.
2.原因は,メタンガスを外部に放散する配管中に取り付けられた“水抜きバルブ”を開けて,水抜きを行わなかったために,メタンガスが室内に逆流し,爆発混合気を形成したためである.
3.2013年5月9日,この事故の一審判決があった.設計技術者は,「水抜きの必要性を運営管理会社に教えていない」過失があるとして,有罪となった.運営管理会社は,ガス爆発の危険性を設計会社から知らされていないので,「危険性を予知できない」として無罪となった.
である.
この判決は,妥当であろうか? 設備設計者の責任は,設備引き渡し後,どこまで及ぶのであろうか?
などについて議論を進め,技術者の責任体制と責任のとり方について意見交換を行う.
セミナーでは,次の手順により議論を進める.
1.事前に配付された資料による自主学習.
2.グループ意見交換において,自分の意見を明らかにする.
3.全体討論において自分の立場を明確にして議論する.
事前に配付する資料を読んで頂いて,参加されることを前提とする.

【趣  旨】
 科学・技術の蓄積・普及により現代社会が著しい発展を遂げていることは誰もが認めることであり,そのための専門技術の重要性とそれを担う専門技術者の重要性はますます大きくなる.さらに技術の複合化,総合化は技術者がその専門領域にのみ留まることを許さず,関連分野を含めて専門職として社会に積極的に関与することが求められている.しかしながら,技術者が責任を持って行動するために必要な組織や社会における地位は変わらない.
 技術に関わる事故・不祥事は,注意不足/説明不足等による技術者の能力に起因するもの,不適当な情報により境界の線引きを誤るもの,技術的問題は判っているが組織のリスク判断逸脱等の様々な状況があるが,いずれにしても技術を専門としている技術者の関わりが大きく,技術者が主体となって解決しなければならない.
 このセミナーでは,過去に起きた事故・不祥事を取り上げ,明らかになった客観的な情報からその背景を掘り下げ,共通認識を持った上で,自分自身がその当事者であったらどのように行動するかを小さなグループ別に討議することを通して技術者倫理について学んでいただく.

【プログラム】
10.00~10.10/セミナーの趣旨説明,本日の進め方
横浜国立大学 大学院工学研究院 教授(主査)高田 一
10.10~10.50/渋谷シエスパ温泉事故とその一審判決
東京農工大学 技術経営研究科 教授 技術士 中村昌允
10.50~11.10/討議の進め方
オカダ・アソシエイション 技術士 岡田惠夫
11.15~13.00/グループワーク
1.設備設計者の責任はどう考えるか?
2.施設管理者は,「設備の危険性を予見できなかった」から無罪で良いか?
講師全員
13.00~17.00/技術者倫理に関する全体討論
(株)日機装技術研究所 技術顧問 技術士 小西義昭
明治大学 理工学部 准教授 村田良美
講師全員
司会 高田 一

【定  員】
30名,申込み先着順により定員になり次第締め切ります.

会場
明治大学 駿河台キャンパス(予定)
(事前資料配布時に開催場所を通知する)
参加登録費

(資料代含) 会員3 000円,会員外 5 000円.参加費は当日会場にて申し受けます.10月21日までに,お申し込み下さい.事前に(10月末ごろ)E-mailで資料を送信いたします.以降は,定員に余裕がある場合,当日受付いたします.資料配布後のキャンセルはできません.なお,PCを所有されている方は,当日なるべくご持参ください.

申し込み先

【申込方法】
「No.13-136第11回技術者のための技術者倫理セミナー参加申込み」と題記し,(1)所属学協会,(2)氏名,(3)勤務先・所属,(4)E-mailアドレスを明記の上,E-mailにて下記までお申し込み下さい.

問い合わせ先

【申込先・問合せ先】
日本機械学会 技術と社会部門(担当職員 曽根原 雅代)
E-mail:sonehara@jsme.or.jp/FAX(03)5360-3508

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