特別講演会 「積層造形でできること、できないこと~3Dプリンタでものづくり革命は起こるか~」
(共 催)
精密工学会北陸信越支部,信州大学超精密技術センター
【開催日】
2013年11月12日(火)15:00~17:00
【講 師】
芝浦工業大学デザイン工学部デザイン工学科 教授 安齋正博
【概 要】
最近,3Dプリンタ(積層造形の一つ)がなにかと話題になっています.オバマ大統領が,2012年の始めに今後4年間で1,000カ所の学校に3Dプリンタやレーザーカッターなどのデジタル工作機械を完備した「工作室」を開くプログラムを立ち上げたり,2012年8月には3Dプリント技術を研究・発展させるためにオハイオ州に3,000万ドルを投入してNAMII(National Additive Manufacturing Innovation Institute:全米積層造形イノベーション機構)の設立を発表したり,3Dプリンタを使えばものづくり革新に拍車がかかるといったベストセラーが出版されたりしたことに起因しています.
本講演では積層造形研究の第一人者である安齋教授をお招きし,積層造形のメリットとデメリットについて,そして積層造形の応用を詳しく解説していただくとともに,この技術がものづくり革新のエンジンとして使えるのか,それによってものづくりがどのように変わるのかについて,講師と参加者がともに考える機会とします。