講習会 高効率ガソリンエンジン・ガスエンジンの点火制御技術
2014年1月10日 | エンジンシステム部門講習会主催No.13
【協賛】
日本燃焼学会,自動車技術会,日本内燃機関連合会,日本マリンエンジニアリング学会
【趣旨】
一般にガソリンエンジンやガスエンジンなどと呼ばれている火花点火エンジンは,そもそもは比較的安価で取扱いが容易なことから,乗用車両や小型機械などの動力源として,無数と言えるほど数多く,世界中で利用されている.また,天然ガスの利用拡大にともない,発電設備の有力な動力源となっている.しかしながら,熱効率の向上はもちろん,排ガスのさらなる浄化,燃料の多様化,そして充電池や燃料電池との棲分けなど,多くの課題を抱えている.そうした中,燃料噴射装置の進化により直噴インジェクタの採用が広がりつつあり,点火環境は大きく変化している.また,高電圧デバイスの進化により放電火花も変わり,点火プラグの進化も著しい.さらに,レーザ点火やHCCI など,新たな点火・燃焼形態も模索されており,点火制御技術の重要性はますます高まっている.
本講習会では,最新の火花点火エンジンの点火制御にどのような技術が盛込まれているのか,またどのような技術が開発されつつあるのかを,点火制御技術の要素ごとに,それぞれの専門分野でご活躍の方々を講師に招いてわかりやすく解説していただきます.
火花点火エンジンの点火制御技術の現状と、次世代技術の開発動向について学ぶことができる良い機会ですので,是非ご参加ください.
【題目・講師】
【午前の部】
10.00‐10.05/開会挨拶
10.05‐11.05/ガソリン直噴システムの開発動向
講師 株式会社デンソー 柴田 仁
11.15‐12.15/スパークプラグの最新動向について
講師 日本特殊陶業株式会社 山田 裕一
(12.15 – 13.30 休憩)
【午後の部】
13.30‐14.30/高周波を活用したエンジンの燃焼改善技術
講師 ダイハツ工業株式会社 内田 克己
14.40‐15.40/ガスエンジンのレーザー点火技術
講師 三井造船株式会社 稲見 昭一
15.50‐16.50/エンジンへのプラズマ支援燃焼の応用
講師 岡山大学 冨田 栄二
16.50‐17.00/閉会挨拶
【定員】
40名,申込先着順により,定員になり次第締切ります.
【申込締切日】
2013年12月20日→2014年1月6日まで延長します