一般社団法人 The Japan Society of Mechanical Engineers

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日本機械学会連続講座「法と経済で読み解く技術のリスクと安全~社会はあなたの新技術を受け入れるか~」第6回講演 安全とCSR

2013年12月20日 | 法工学専門会議特別講演会

【開催日】
2013年12月20日(金)17.30~19.30

【第6回 講師】
田村 直義 (株)インターリスク総研 コンサルティング 第一部 CSR・法務第一グループ グループ長

【第6回講演趣旨】
安全に関する様々な事件事故が後を絶たない。安全確保は、さまざまなステークホルダーが企業に求める最重要の経営課題のひとつであるにもかかわらず、現状認識を誤り、経営資源の投入を怠ったために、過去の事件事故の教訓が活かされていないことが主な原因ともいえる。
個別具体的な法令や強制規格・基準を遵守するだけでは、しかるべき安全レベルを確保することはできない。法令・規格は社会的コンセンサスを得て明文化されるものであり、新技術の後追いとならざるをえない。安全に関する技術基準もあらゆるリスクに有効とはいえず、安全に関する性能基準を適切に定めて実現する、リスクアセスメントと各種対策により、社会的に許容可能なリスクまで低減させる、などの方策が必要不可欠である。企業においてこれらを実現する上では、個別の対策のみならず、社会的責任を踏まえた安全管理態勢を構築・整備・運用することが重要である。
このため、ISO26000(社会的責任に関する手引)に基づき、安全に関する考え方を整理すると同時に、ISO10377(消費者製品安全-供給者のためのガイドライン)、ISO10393(消費者製品リコール-供給者のためのガイドライン)、IEC61508(電気・電子・プログラマブル電子安全関連系の機能安全)、リスクアセスメントハンドブック実務編(経済産業省)、製品安全に関する事業者ハンドブック(経済産業省)などを参照しつつ、安全管理態勢のあるべき姿について解説する。
また、経営者・技術者に期待される役割について、役員の善管注意義務・技術者倫理の観点から説明すると同時に、予防原則の理解・リコールの判断等に関するトピックスについて、企業の社会的責任の観点から考察する。
企業が安全管理態勢を整備する上で自主的な取組を促進し、企業とさまざまなステークホルダーの損失を最小化するための一助となれば幸いである。

【新規申込方法】
日本機械学会連続講座参加申し込みと題記のうえ,(1)氏名,(2)会員・非会員(会員の場合会員資格・会員番号),(3)学校又は勤務先,(4)連絡先(電話番号,e-mailアドレス)を明記の上,下記申込先までE-mail又はFAXにてお申し込みください.なお、一度申し込みを受付し登録をされた方は、それ以降の講座に継続的に出席出来ますので、毎回申し込みをする必要はありません.

【本連続講座の開催主旨】
福島第一原子力発電所の事故は技術の安全性に対する人々の信頼を失わせた.しかし,技術なしに現代社会は成り立たない.また,介護ロボットのような新技術は私たちの生活の質を向上させることが期待される.一方で,技術にはリスクがつきまとう.介護ロボットの誤作動で被介護者が死傷することもあり得る.社会に利益をもたらすとともに,リスクを内包する技術はどのような条件の下で社会に受け入れられるのだろうか.リスクが現実化したとき,技術者の責任は問われるのだろうか.今,新技術の開発に従事する技術者の胸に去来するこのような疑問に,現在の法制度のみならず,法と経済学,正義論なども視野に入れて,体系的に答えようという野心的な試みからこの講座は生まれた.技術のリスクと安全に関心のあるすべての技術者に是非聴講していただきたい.
なお,本講座は,日本機械学会が,(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構のご支援のもと,毎月1回程度の連続講座として,受講料無料で開催するものであり,出席率の高い受講者には,修了証書を付与する.

会場
日本機械学会 会議室(東京都新宿区信濃町35 信濃町煉瓦館5階)
参加登録費

無料

問い合わせ先

【問合せ・申込先】
日本機械学会事業企画グループ 担当 荒木弘尊
電話(03)5360-3506/FAX(03)5360-3508/E-mail: nedoproj-lt@jsme.or.jp

関連サイト
http://www.jsme.or.jp/InnovationCenter/nedoproj-lt/

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