一般社団法人 The Japan Society of Mechanical Engineers

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特別講演会「超臨界流体を利用した分離および反応プロセス」

2013年12月03日 | 北陸信越支部特別講演会

【講 師】
名古屋大学大学院 化学・生物工学専攻 分子化学工学分野
教授 後藤 元信 

【概 要】
超臨界流体は温度と圧力が臨界点を超えた非凝縮性流体であり、密度などの物性を温度と圧力のみで大幅に変えることができ、低粘性、高浸透性などのため微細構造に浸透できる。超臨界流体はその優れた溶媒特性のために分離溶媒、反応場、材料調製場として広く利用されている。商用プラントとしては、コーヒーの脱カフェインやビールのホップの抽出プラントは古くから稼働しているが、染色やナノ粒子調製なども最近実用されている。
ここでは超臨界流体・亜臨界流体の基礎的特性の解説をはじめ、抽出分離技術への適用、微粒子、ナノ材料調製への適用、反応場としての応用などについて解説し、実用化が進んでいる各種応用技術について概説する。さらに、新規な分野として、我々が研究を進めているプラズマ技術への超臨界流体の適用についても説明する。

会場
富山県立大学L205会議室 13:00~15:00
(富山県射水市黒河5180)

【交 通】
JR小杉駅南口から徒歩約20分(約2 km),又は射水市コミュニティバス「14.小杉駅・太閤山線」に乗車約5分.小杉ICより車で約5分.
参加登録費

無料

問い合わせ先

【問合せ・申込先】
以下の①か②いずれかにご連絡下さい。
①富山県立大学 工学部 機械システム工学科 堀川 教世
TEL(0766)56-7500(内400)/FAX(O766)56-6131 
E-mail:horikawa@pu-toyama.ac.jp
②YKK株式会社 工機技術本部 基盤技術開発部 河村 新吾
TEL(0765)54-8345/FAX(O765)54-8818
E-mail:s-kawamura@ykk.co.jp
事前の申込みが出来なかった場合も、直接会場へお越し下されば、ご参加いただけます。

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