第13回「M&Pサロン」
2014年1月31日 | 機械材料・材料加工部門特別講演会主催No.13
【開催日】
2014年1月31日(金)18:00~19:30
【趣旨】
カーボンナノチューブは特異な1次元構造と各種物性を持ち、種々の応用が期待されておりますが、本格的な実用化には合成の確立が不可欠です。第13回のM&Pサロンでは化学気相析出(CVD)法におけるナノチューブの触媒成長の各種現象とメカニズムを紹介し、工学的な全体像を議論したいと思います。また、基板上での垂直配向膜のミリメータスケール高速成長から、低温での稠密合成、ガラス基板上1秒合成、流動層連続合成など、出口に応じて開発しているカスタムプロセスや優れた導電性・化学的/熱的安定性という無機材料の特徴と、柔軟性・軽量性・印刷適合性という有機材料の特徴を併せ持つ、ナノチューブの蓄電デバイス・フレキシブルデバイス応用への試みの一端について本CNT関連分野で活躍している講師の方から話題提供していただき、参加者の方々と気軽に自由討論していただきます。奮ってご参加くださいますようご案内いたします。
【題目】
カーボンナノチューブの触媒成長の理解、カスタム合成と応用
【講師】
野田 優 氏 (早稲田大学 先進理工学部 応用化学科 教授)
【定 員】
30名