第33回トワイライトセミナ- 技術士第二次試験 –機械部門の受験対策講座
2014年4月10日 | 産業・化学機械と安全部門特別講演会主催No.14
【開催日】
2014年4月10日 (木) 18.30~20.00
【趣 旨】
当部門は機械学会の中でも,とりわけ横断的色彩が濃い部門である.対象は,建設機械,農業機械,食品(加工)機械など,多くの産業機械関連分野,そして,化学装置,化学プラント等,化学品製造に関わる化学機械関連分野である.当部門はこの特長を生かし,多種多様な関連産業に共通する課題を見いだし,情報の共有化,情報の発信をしていくことを使命と考えている.その一つとして「安全」を取り上げている.
また,関連する機械が多種多様であることから,社会で実務経験を有する技術者も多彩であることを示している.今日のように複雑化した機械技術においては,各技術者が専門とする技術のみでは解決できない場合も多々あると考える.複数の技術の融合により,より高度な技術に発展していく可能性がある.そのためには,情報収集と懇談の場を提供する必要があると考えて,本企画を計画した.今後も定期的に開催していく予定である.
【講演要旨】
平成26年度の技術士第二次試験は、大幅な試験制度の改正がなされた平成25年度から2回目となる.大きく変更となったものは、「必須科目の五肢択一式の問題」、「選択科目の筆記試験で新設の「課題解決能力」を問う問題」、「口頭試験の試問内容」で、また、受験申込書の業務経歴の書き方についても従来の内容から変更があった.平成25年度試験内容を踏まえて、これらを重点的に解説する.
本講座は平成26年度に機械部門を受験しようと考えている方にとって参考となる受験対策を目的とした講座である.過去にも同様な講座をこの時期に実施しているが、受験願書の提出が4月となっているためである.
このセミナーでは、技術士試験の目的、改正された試験項目とその内容、筆記試験の解答の書き方の基本などを説明する.また、講師が今まで長年実施してきた受験指導を通して、今後の受験者がどのような勉強をしていけば合格できるのかを説明する.加えて受験申込み願書の書き方のポイントを説明する.また、受験者が過去問題を書く練習をするために、答案用紙の内容についても説明する.希望者には答案用紙のコピーを配布する予定である.参考として、過去の本講座を受験して合格された方が何名かいる.
【講 師l】
大原 良友 技術士(機械部門,総合技術監理部門)
千代田化工建設(株) 機械設計ユニット 上席技師長
【定 員】
30名