公開シンポジウム「社会インフラの安全と非破壊検査」
【趣 旨】
社会インフラの老朽化とその対策が社会的に大きな問題となっており,老朽化構造物の定量的非破壊検査・計測が求められています。各分野のキーパーソン3名を講師に招き、現在鋼構造物を中心に確立されている最先端の非破壊検査法を紹介するとともに、今後特に計測が求められるコンクリート構造物の非破壊検査を考える契機とします。代表的な非破壊検査機器も実演で触れることができます。
【講演会】
13:00-15:00
第一部:鋼構造社会インフラの非破壊検査と健全性保証
1.鋼構造物の超音波を用いた非破壊検査と強度保証
三原 毅 富山大学大学院 理工学研究部 教授
2.赤外線サーモグラフィによる構造物の遠隔検査法
阪上隆英 神戸大学大学院 工学研究科 教授
☆非破壊検査装置と触れ合う(検査機器の実演と体験)30分
・打音法、超音波距離計、超音波探傷器、フェーズドアレイ、サーモビュアー
15:30-17:00
第二部:コンクリート構造物の保守管理の現状と将来
1.コンクリート橋の維持管理と非破壊検査への期待(仮題)
国土総合技術研究所:木村嘉富 氏(平成26年3月まで土木研究所)
【定 員】
150名