一般社団法人 The Japan Society of Mechanical Engineers

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第126回講習会「将来の輸送機器を支える最新技術と動向」

2015年1月21日 | 東海支部講習会

【開催日時】
2015年 1月 21日(水) 13:00 ~ 17:10
  
(協賛団体)
精密工学会東海支部,自動車技術会中部支部,計測自動制御学会中部支部,日本材料学会東海支部,日本設計工学会東海支部,日本塑性加工学会東海支部

【趣 旨】
自動車,鉄道列車,航空機など我々が利用する輸送機器は,環境負荷軽減や安全性向上,利便性向上などのニーズに応えるため日々進化している.本講習会では,将来の輸送機器を支える最新技術と動向について解説する.

【内 容】
13:00~13:05 開会挨拶
13:05~14:00 「トヨタにおける『FCV』開発意義と普及開始に向けた取組」
        トヨタ自動車〓技術統括部次世代車推進グループ 主幹 三谷 和久 氏
概要:トヨタ自動車は「今年度内にFCVを市販する」と宣言し,まさに有言実行の真価が問われる局面にある.燃料多様化と環境対応の両立が求められる次世代自動車は,普及できなければ存在意義を失う.ここではFCV開発の意義を解説しつつ,普及に不可欠なインフラ整備の動向を踏まえ,来るべき持続可能な水素社会を展望する.

14:05~15:00 「我が国の航空科学技術の課題と展望」
JAXAチーフエンジニア室 特任担当役 岩宮 敏幸 氏
概要:文部科学省は今年8月に,我が国の航空機産業を基幹産業として成長するための今後の取り組み方針として「戦略的次世代航空機研究開発ビジョン」をとりまとめた.このビジョンの達成に向けてJAXA航空本部が取り組もうとしている重点的および中長期的な課題を取り上げ,その内容と計画について紹介する.
             
15:00~15:10 休憩

15:10~16:05 「安全運転を支えるセンシング技術」
〓デンソー研究開発3部 部長 松ヶ谷 和沖 氏
概要:近年,自動車の衝突軽減・回避のシステムが急速に普及してきている.これら自動車の予防安全を実現するうえで不可欠なセンシング技術について解説する.主に車両周辺の検出について,超音波・電波・光などの検出手段の切り口から要素技術を俯瞰するとともに,最適なセンシング機能を実現するための,センサの構造や構成する材料に関わる課題についても紹介する.

16:10~17:05 「超電導リニア開発と中央新幹線」
          東海旅客鉄道〓中央新幹線推進本部 担当課長  足立 昌仁 氏
概要:鉄道から超電導リニア開発に至る歴史,超電導リニアの特長,推進・浮上・案内の原理,山梨実験線での走行試験状況,中央新幹線実現に向けた取り組み等について,従来鉄道のとの違いを踏まえながら,基礎的内容を中心に紹介する.

17:05~17:10 閉会挨拶

【申込締切日】
2015年1月14日(水)

【定 員】
60名

【備 考】
電子メールアドレスは,携帯電話メールアドレスでのご登録はお控え下さい.

参加決定者には後日参加券をお送りしますので,当日必ずご持参ください.
  
企画幹事 株式会社デンソー 中溝 真一
豊橋技術科学大学 柳田 秀記

会場
名城大学 名駅サテライト 多目的室
〒450-0002 名古屋市中村区名駅 3-26-8
KDX名古屋駅前ビル13階  電話(052)551-1666
JR東海「名古屋駅」からユニモール地下街4番出口を出てすぐ
会場URL
http://www.meijo-u.ac.jp/about/campus/msat.html
参加登録費

会員 4,000円,会員外 6,000円,学生員 1,000円,一般学生 1,500円
(参加費は事前に銀行振り込みをお願いします.会員および会員外の方の当日現金払い時は上記参加費+1000円となります)

問い合わせ先

【申込,問合わせ先】
〒464-8603 名古屋市千種区不老町
名古屋大学 工学部 機械工学教室内
日本機械学会東海支部事務局
TEL&FAX:(052)789-4494
E-mail:tokaim@nuem.nagoya-u.ac.jp

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