一般社団法人 The Japan Society of Mechanical Engineers

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特別講演会 摩擦発生メカニズムとスキーの滑走

2014年12月16日 | 北陸信越支部特別講演会

(共 催) 日本材料学会北陸信越支部,精密工学会北陸信越支部

【開催日】
2014年12月16日(火)15:00-17:00

【講 師】
青山学院大学  松川 宏
元電気通信大学 仁木國雄

【講演概要】
スポーツだけではなく我々の生活と摩擦は切っても切り離せない.摩擦の性質を説明するのに,アモントン・クーロンの法則がよく使われているが,その法則が成り立つ機構についていまだに万人の納得する説明は無い.最初の講演では,アスペリティのミクロな凝着により摩擦が発生するという考えについて紹介する.摩擦法則のスケール依存性やマクロな系では最大静摩擦力以下で起こる局所的前駆滑りによりアモントン則が破れ代わりに新しい摩擦法則が成立する場合についても説明する.もう一つの講演では,スキー滑走時の摩擦発生メカニズムについて実験的アプローチで分かってきたことについて紹介する.雪がなぜ滑りやすいのかということも,いまだによくわかっていない問題である.

会場
金沢大学角間キャンパス自然科学大講義棟 レクチャーホール
参加登録費

無料

問い合わせ先

石川県金沢市角間町
金沢大学理工研究域機械工学系 香川博之
TEL&FAX 076(234)4686
E-mail:kagawa@t.kanazawa-u.ac.jp

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