（主　催） 日本学術会議　機械工学委員会
（共　催） 日本機械学会（幹事学会），安全工学会，土木学会，日本建築学会，日本航空宇宙学会，日本材料学会，日本船舶海洋工学会

【主　旨】
本会議は構造物の安全性・信頼性に関する諸問題について，専門領域を越えた幅広い研究発表および討論を通じて，当該技術レベルと学術の向上を図ることを目的に開催される国内総合シンポジウムである．主催は日本学術会議で，多くの関係学協会の共催・協賛を得て実施されるものである．
ここで対象とする構造物は機械，土木構造物，建築構造物，地盤，産業・エネルギープラント，海洋構造物，船舶，自動車，鉄道車両，航空・宇宙機器など多岐にわたるが，これらの構造物の安全性・信頼性に関わる共通の課題として，材料・構造部材・構造システムの信頼性理論，荷重の計測・評価、設計・製作・保守・管理，自然的原因による災害，人為的原因による災害，リスク評価と対策、保険・保証の取扱い等が，幅広く発表・討論の対象となる。とくに最近の学術的な研究成果だけでなく、産業界の現場における技術的実践に関する実例や技術開発に関する報告を大いに歓迎するものである．また、現時点で完結していなくても，現在進行中の研究や各種プロジェクトに関する中間報告も大変意義深く，幅広い研究発表と討論を期待する．
本シンポジウムにおいて，広範な分野の研究者・技術者が専門の枠を越え，相互に研究発表を行い，自由な討論と技術交流を通じて，構造物の安全性・信頼性確保に関する研究の推進や技術の向上が大きく前進するものと確信する．関係各位，多数の参加を期待する．

基調講演1（10月14日13：15-14：15）：
｢航空機構造の安全性と信頼性｣（岡田孝雄　宇宙航空研究開発機構主任研究員）

基調講演2（10月15日13：15-14：15）：
｢社会・技術システム安全とレジリエンスエンジニアリング｣
（北村正晴　東北大学名誉教授）

【懇親会費】
6,000円（10月15日（木）実施）

【懇親会会場】
国際文化会館