講習会 今後自動車を変革させていくであろう多様な技術
2015年2月12日 | 生産加工・工作機械部門講習会主催No.14
〔 協賛(予定):型技術協会,精密工学会,超硬工具協会,ダイヤモンド工業協会,砥粒加工学会,日本金型工業会,日本工具工業会,日本工作機械工業会,日本工作機械輸入協会,日本工作機器工業会,自動車技術会,日本塑性加工学会,日刊工業新聞社,日本工業出版社〕
◆開催日◆
2015年2月12日(木)9:30~16:10
◆趣 旨◆
今後,新興国を中心に車の保有台数は飛躍的に増加すると考えられており,2050年には車の保有台数は現状の7億台から20億台に増加するとも言われています.エネルギー問題やCO2にかかわる環境問題,交通事故や渋滞などといった課題を解く鍵は,クルマの知能化と電動化と考えられます.また,製造技術に関しても地産池消やサステイナブルなモノづくりなど,自動車を取り巻く環境は大きく変化しようとしています.本講習会では,今後の自動車および製造技術に関する最新の動向に関して,各分野でご活躍の講師の方よりご紹介いただきます.主な講演内容としまして,①クルマの電動化が進むことにより,これまでのICEのモノづくりとは異なるEVのモノづくりにシフトしていく電動化部品,②軽量化のためにCFRPを使ったマルチマテリアル車体の実用化に向けた最先端のファイバーレーザ技術を使ったCFRPの切断や接合技術,③自動車部品のさきがけとして,レース用部品などに応用される3Dプリンタ技術,④サステイナブルあるいはマテリアルクライシスの観点から捉えた工具の動向としてのダイヤモンド工具,などを予定しております.
講演の後には,自動車エンジンの生産工場である横浜工場を見学いただきます.T型フォードがベルトコンベヤにより大量生産されるようになってから100年以上経ちますが,自動車はまだまだ進化し続けております.「最新の自動車技術の動向と製造技術」について興味のある方々には有益な講習会になると確信しておりますので,奮ってご参加ください.
司 会: 南部俊和(日産自動車(株)),坂本重彦(熊本大学)
◆題目・講師◆
9:30~ 9:35 開会挨拶
1. 9:35~10:15 【基調講演】金型関連(仮題) 九州工業大学 鈴木 裕 氏
2. 10:15~10:50 今後の自動車技術とモノづくり(仮題) 日産自動車〓 上原義貴氏
3. 10:50~11:25 電動化部品とモノづくり(仮題) カルソニックカンセイ〓 三原輝儀氏
4. 11:25~12:00 レーザ加工技術の最新動向(仮題) 前田工業〓 三瓶 和久氏
12:00~12:45 昼 食(交流会)
5. 12:45~13:20 ダイヤモンド工具の現状と今後(仮題) オーエスジー〓 野尻 政敏氏
6. 13:20~13:55 3Dプリンタの自動車応用(仮題) 愛知産業〓 木寺 正晃氏
7. 14:00~16:00 日産自動車横浜工場の見学
ビデオ上映、説明、エンジン組立ライン見学、体験コーナー、エンジンミュージアム見学
16:00~16:05 閉会挨拶
16:05 現地解散
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◆定 員◆
50名 申込先着順により定員になり次第締切ります.参加申込の締切りは2015年2月3日(火)です.
ただし,日本国籍をお持ちの方に限ります.自動車および同業他社の方のご参加はお受けできませんのでご了解ください.