講習会 デシカント空調システムの基礎理論と最新技術
協 賛 (予定)日本冷凍空調学会
【開 催 日】
2015年2月17日(火)10.00~17.30
【趣 旨】
デシカント空調システムは,さまざまな低温排熱や太陽熱などの再生可能エネルギーを利用して快適な湿度空間を作ることができるため,省エネルギー化,再生エネルギーの利用拡大および快適な居住空間の創出に有効な技術として注目を集めています.ただし,利用熱源温度に見合ったデシカント剤の開発と選択,建物の種類や熱負荷に適したシステムの設計・施工と運転,システムの効率向上,コストダウンなどの課題があり,市場において普及がまだ十分でないと言えます.
本講習会は,デシカント空調システム技術の一層の進展と市場拡大につながる情報提供を目的として,デシカント空調システムの基礎知識から,最新のデシカント剤の動向およびデシカント空調のオフィスビルへの応用に至るまでの内容を取り上げ,実務経験の豊富な講師によって,基礎理論と最新技術動向と実用例を紹介します.
本講習会は,主に企業の技術者や学部・大学院の学生の方々を対象としております.多数のみなさまの参加をお待ちしております.
【題目・講師】
10.00~11.00/1.固体式デシカント空調システムの基礎
早稲田大学大学院 山口 誠一
11.00~12.00/2.高分子 収着剤
日本エクスラン工業(株) 西田 良祐
13.00~14.00/3.ハイブリッド空調システム(DESICA)
ダイキン工業(株) 松井 伸樹
14.00~15.00/4.デシカント空調を活用したテナントオフィスビルの環境設備
(株)竹中工務店 和田 一樹
15.00~16.00/5.排熱の活用
新晃工業(株) 山口 雅弘
16.00~17.00/6.ネットゼロエネルギーを目指した最新ビルの事例とその中でのデシカント空調について
清水建設(株) 川島 実
【定 員】
40名,申込み先着順により定員になり次第締め切ります.