第24回スペース・エンジニアリング・コンファレンス [SEC 15]
(共催)大学宇宙工学コンソーシアム
(協賛)日本航空宇宙学会,宇宙航空研究開発機構
【趣 旨】
世界初の人工衛星打ち上げからおよそ半世紀に亘り,宇宙開発は目覚ましく進んでいます.H-IIA, H-IIBロケットに加えてイプシロンロケットの登場,衛星ではGPM,ALOS-II,はやぶさ2などが打ち上げられています.また,H-IIA相乗りに加えて国際宇宙ステーションからの放出など超小型衛星の打ち上げ機会が増えてきており,さらに大学主導のロケット打ち上げ実験も数多く開催されています.スペース・エンジニアリング・コンファレンス(SEC)は宇宙工学とそれに関連した幅広い分野の講演や議論を通じて,宇宙工学の発展に寄与して行くことを目指しています.この機会を通じて,大学等における基礎研究から宇宙機システムの開発・運用に至るまでの技術交流の場としてご活用頂きたく,多くの方々のご参加をお願い申し上げます.詳細や最新情報は以下のホームページでご確認ください.
日本機械学会宇宙工学部門 〔http://www.jsme.or.jp/sed/〕
【宿泊予約】
琴参閣にて宿泊希望の方は,以下の料金で宿泊することができますので,下記宿泊受付先までお申し出ください.和室5名相部屋(部屋割はお任せ下さい)が基本となりますが,洋室利用希望の方は申しつけ下さい.料金(朝食込・消費税・入湯税込):和室5名1部屋で5,550円.和室4名1部屋で7,170円,和室3名1部屋で8,790円.洋室2名1部屋で5,550円,洋室1名1部屋で9,870円.宿泊料金はチェックアウト時に各自清算願います.なお,宿泊申込締切は【11月30日(月)】です.
【宿泊受付先】(締切11月30日)
〒158-8557 東京都世田谷区玉堤1-28-1/東京都市大学 機械システム工学科 渡邉力夫/電話(03)5707-0104(内線3924)/E-mail: rwata@tcu.ac.jp
【プログラム】(氏名は申込者、○は発表者、前者と同一の場合は共著者の勤務先省略)
12月21日(月)
13:10~13:20 宇宙工学部門長からの開会の挨拶 宮崎康行(日本大学)
宇宙システム 【座長:能見公博(静岡大)】
13:20~13:40 A01 磁気力を用いた月・火星試料の採取機構
◯小畑 亮(早稲田大),芳賀 菖,小太刀一男,繁田 彬,安達眞聡,星野 健(JAXA),若林幸子,川本広行(早稲田大)
【講演取止め】 A02 CALETカロリーメータ検出器構体の開発
○天沼孝仁(日本飛行機),中山大輔,前田 修
13:40~14:00 A03 宇宙デブリ捕獲用軽量ロボットアームの検討
○西田信一郎(鳥取大)
14:00~14:20 A04 国際宇宙ステーション日本実験モジュール「きぼう」船内実験装置の発生微小加振力の地上検証試験
○内田英樹(JAXA),柚木園 諭,猿渡英樹,清水隆三,水谷聡一(エイ・イー・エス)
14:20~14:40 A05 帯電セイル推力特性の数値的評価
○星 賢人(京大),小嶋浩嗣,山川 宏
14:40~15:00 A06 衛星搭載用大型振動アイソレータの開発
○山�・多聞(三菱電機),田畑真毅,亀岡翔太,福島一彦,高原 修,高橋真人(JAXA),宮下直樹,小林高士
15:00~15:20 A07 打上振動環境アイソレーターに関する基礎的検討
○上田 明人(JAXA),丹羽智也,柳瀬恵一,施 勤忠
15:20~15:30 休憩
ダイナミクス 【座長:宮坂明宏(東京都市大)】
15:30~15:50 B01 帯電セイルを用いたインパクタ加速による小惑星の軌道変更手法に関する研究
○山口皓平(京大),山川 宏
15:50~16:10 B02 測角情報と軌道マヌーバを用いたデブリ軌道推定手法
○塚本大輔(東京理科大),鳴海智博,木村真一,岡田光信(アストロスケール)
16:10~16:30 B03 結合制限3体問題における低エネルギーの月遷移軌道
○小野崎香織(早稲田大),吉村浩明
16:30~16:50 B04 衛星の構造多様性に対応し、再利用性を向上する姿勢制御系ソフトウェアのモジュールプログラミングシステム
○土田和幸(東京理科大)
16:50~17:10 B05 宇宙航空機器の制御開発とMBD(モデルベース開発)
○筒井 敏彦(dSPACE Japan)
17:10~17:30 B06 形状可変式姿勢制御のエネルギー効率と姿勢安定度に関する検討
○俵 京佑(東工大),松永三郎(JAXA)
懇親会:ことひら温泉「琴参閣」(時間・会場は会場で通知します)
12月22日(火) (○は発表者、前者と同一の場合は共著者の勤務先省略)
小型衛星 【座長:宮崎康行(日本大)】
8:30 ~8:50 C01 軌道エレベータ衛星STARS-Eの親子衛星分離構造の設計検討
○小島裕貴(静岡大),山本宙哉,林 智裕,能見公博
8:50 ~9:10 C02 親子分離衛星「STARS-C」の構造設計と姿勢ダイナミクス
○熊王丈瑠(静岡大),能見公博,山極芳樹
9:10 ~9:30 C03 小型民生用高機能イメージセンサの放射線耐性評価
○赤石直貴(東京理科大),木村真一,鳴海智博
9:30 ~9:50 C04 衛星・地上局の運用条件を考慮した超小型衛星のアンテナ配置最適化とそのシステム構築
○宮里和良(東工大),松永三郎(JAXA),古賀将哉(東工大),河尻翔太
9:50 ~10:10 C05 小型衛星搭載計算機を用いた宇宙ロボットにおける接触制御に関する研究
○上田祐樹(東京理科大),鵜山尚大(清水建設),鳴海智博(東京理科大),木村真一
10:10~10:20 休憩
宇宙構造 【座長:渡邉力夫(東京都市大)】
10:20~10:40 D01 皺や折り目の生じた正方形膜の振動モードの変位分布特性について
○岩佐貴史(鳥取大),田中博之
10:40~11:00 D02 有限要素法による大型宇宙構造物の熱変形補正解析
○庄司 香織(筑波大院), 臼井基文(JAXA), 磯部大吾郎(筑波大)
11:00~11:20 D03 線形破壊力学と有限要素法を用いた応力拡大係数の計算
○石田良平(阪府大)
11:20~11:40 D04 圧縮部材を用いたケーブルネットワークによる大型展開アンテナの鏡面設計法
○中川 巧(東京都市大),下山広大(有富設計),宮坂明宏(東京都市大)
11:40~12:00 D05 レールファスナを用いて結合されたバイコンベックスブームの伸展挙動評価
○鈴木聡太(東工大),松永三郎(JAXA),古谷 寛(東工大),宮崎康行(日本大),渡邊秋人(サカセ・アドテック)
12:00~12:20 D06 格子投影法による電波天文用パラボラアンテナの変形計測
岸本直子(摂南大),樋口 健(室蘭工大),岩佐貴史(鳥取大)