特別講演会 「原子力プラントの保全と廃止措置」
(共 催) 福井大学附属国際原子力工学研究所
【開催日】
2015年9月29日(火) 13:30~15:30
【申込締切】
2015年9月25日(金)
【講 師】
福元 謙一(福井大学 教授)
柳原 敏 (福井大学 特命教授)
【講演概要】
福井県若狭湾沿岸には15基の原子炉が設置されていたが、実験炉「ふげん」の廃止措置が行われており軽水炉3基の廃止が決定された。その他の原子炉11基については、いずれも運転停止中であるが、原子炉の新規制基準に適合すべく耐震性強化、津波対策の強化、非常用電源や注水設備の強化など、再稼働に向けた準備が行われている。これら停止中の原子炉には運転開始後40年を越える運転継続が計画されているものがあり、構造材の劣化予測や劣化予防対策などの保全技術が重要になる。また、廃止措置については、解体工事における被ばく低減技術の高度化や廃止措置に係る人材育成が重要になる。このような背景から、本講演会では、福元教授に保全技術について、柳原教授に廃止措置について講演していただきます。
講演会終了後に、17:00までの予定で機械学会会員の交流会を予定しています。