講習会 「VE/VRを用いた設計・開発・ものづくりの新しい検討手法の紹介」
2015年10月28日 | 設計工学・システム部門講習会主催No.15
(協 賛)
自動車技術会,精密工学会,日本設計工学会,日本計算工学会,日本シミュレーション学会,日本バーチャルリアリティ学会
【趣 旨】
「距離/時間/要素を同一の場」で検討できる共通CAD/CAM/CAE/の3Dデータ環境として駆使可能なVE(Virtual Engineering)が注目を集め、加速展開がはじまっている。VR(Virtual Reality)/ VT(Virtual Test) の動向も含め3Dデータの共通環境としてのVE/VRのポテンシャルの説明を行うとともに、今後のその動向についての指針の一部を示したい.
【題 目】
司会 :(株)本田技術研究所 内田孝尚
1. 10:00-11:00
「VRを用いた新しい設計例と活用応用例」
パワープレイス(株)ビジュアライゼーションデザイン室長 井上 裕治
内容:
VRを用いたビジネス動向を説明
企業ショールームでのリアルタイムシュミレーションから、今後日本でも広がるであろう営業シーンで活用されるタブレット等を使用した展開をご紹介します。
2. 11:05-12:25
「新時代のものづくりとVR」
東京大学大学院情報理工学系研究科 教授 廣瀬通孝
内容:
VRをはじめとするリアルとバーチャルの境界領域に存在する一連の技術群が今後ひきおこすであろう社会変革は、いわゆるインダストリー4.0の概念よりもずっと広汎なものである。本講演ではVR技術の現状と将来についてまとめた上で、新しい産業構造の在り方や方向性について、具体的事例を交えて考えてみたい。
3. 13:25-14:25
「CAEのVR可視化における設計効率と製造までのVRによるVE化の推進」
Vice President Sales , Asia ESI Group 井形 哲三
内容:
欧米でのVE/VR事例紹介含めたCAE/VRの連携の取り組みと製造領域へのVR活用事例を本講習会で紹介する。
4. 14:30-15:30
「VE環境を用いた開発・ものづくりの動向とVT拡大の新しい動き」
(株)本田技術研究所 内田孝尚
内容:
VE(Virtual Engineering)環境を用いた開発・ものづくりが進んでいる。また、VT(Virtual Test) を用いた認証が拡大しつつある。VE/VR/VT等の展開動向を過去の動きから今後を説明する。
5. 15:30-15:50
質疑応答&まとめ
【定員】
50名
【教 材】
教材のみ希望の場合は,Web (http://www.jsme.or.jp/kousyu2.htm) からお申し込み下さい.1冊につき,会員2,000円,会員外3,000円にて頒布いたします.