一般社団法人 The Japan Society of Mechanical Engineers

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第15回リーダーを目指す技術者倫理セミナー -事故・不祥事の背景から学ぶリスクマネジメント:技術者の意思決定-

2015年11月21日 | マイクロ・ナノ工学部門 技術と社会部門特別講演会No.15

協賛(予定)
日本技術士会,可視化情報学会,計測自動制御学会,自動車技術会,精密工学会,ターボ機械協会,日本計算工学会,日本航空宇宙学会,日本塑性加工学会,日本鋳造工学会,日本マリンエンジニアリング学会,日本ロボット学会,溶接学会,化学工学会,日本建築学会,土木学会,電気学会,日本化学会,電子情報通信学会

【開 催 日】
2015年11月21 日(土)10.00~17.00

【今回のテーマおよび論点】
「技術者の意思決定」
これまで、本セミナーでは、おもに技術に関する不祥事、事故を取り上げ、再発防止するためには技術者が設計、製品販売および管理業務等において、疑問に感じたり、安全ではないと思ったりしたときに、どのような対策をとるべきだったかについて、参加者のみなさまと討論してきた。
今回は、個別の事例は、議論のために説明し、課題を出すが、事例を例題にするのではなく、将来リーダーになる技術者の方々が直面するであろう場面を考えて、業務管理技術者がとるべき行動について討論したいと思う。
事例としては、最近起こった東洋ゴム工業の免震ゴムの偽装をとりあげる。これは、免震ゴムを製造している東洋ゴムの子会社の技術者が、製品の性能に疑問をもってから、東洋ゴム工業がデータ改ざんを報告するまでに2年ほどかかっている。このような場合、技術者はどのように判断・行動すべきか。もう一つの事例としては、山手線の電化柱の倒壊事故をとりあげる。これも、電化柱が傾いていることを確認してから、2日後に倒壊した。確認時点では緊急性がないと判断し、3日後に改修工事を実施する予定であったが、工事の前に倒壊した。
これらに共通するのは、技術者が疑問に思ったり、正常でないと確認したりしてから、すばやい判断・行動が必要であるということである。
前者は、技術者は「偽装」という不祥事が起きているのに、なぜ、会社の意思決定に反映することができなかったのか?所定の基準を満たしていないことは顧客への契約違反である。また、幸い、報告されるような事故は起きていないが、いつ、リスクが顕在化するかもしれない。
後者は、迅速な判断・行動が必要な重大インシデントである。多くの関係者が電化柱の傾きを認識しながら、なぜ、意思決定できなかったのか?
二つの事例を他社の事例としてではなく、自分が当事者であったならば、このような不確実な状況下で判断・行動することができたか?また、判断・行動するためには、何が必要か?の観点で検討してみたい。

<討論課題>
・不確実な状況下で技術者はどのように判断・行動すべきか,
について,技術者がおかれた立場を考慮し、とるべき行動について全員で討論し,考えてみたい.
セミナーでは,次の手順により議論を進める.
1.事前に配付された資料により自主学習する.
2.グループワークにおいて,自分の意見を明らかにする.
3.全体討論において自分の立場を明確にして議論する.
事前に配付する資料を読んで頂いて,参加されることを前提とする.

【プログラム】
10.00~10.10/セミナーの趣旨説明,本日の進め方
横浜国立大学 大学院工学研究院 教授(主査)高田 一
10.10~10.40/技術者の一般的な意思決定方法・討議の進め方
オカダ・アソシエイション 技術士 岡田惠夫
10.40~11.30/意思決定の事例紹介
東京工業大学 イノベーションマネジメント研究科 客員教授 中村昌允
11.30~14.00/グループワーク
・不確実な状況下で技術者はどう判断し、行動すべきか.

14.00~17.00/技術者倫理に関する全体討論
KoPEL 技術士 小西義昭
明治大学 理工学部 准教授 村田良美
講師全員
司会 高田 一

【定  員】
30名,申込み先着順により定員になり次第締め切ります.

会場
東京工業大学キャンパスイノベーションセンター東京 5階501室
〒108-0023 東京都港区芝浦3-3-6

JR山手線・京浜東北線 田町駅から徒歩1分
都営地下鉄浅草線・三田線 三田駅から徒歩5分
会場URL
http://www.cictokyo.jp/access.html 
参加登録費

(資料代含) 
会員3,000円,会員外5,000円,
参加費は当日会場にて申し受けます.11月6日までに,お申し込み下さい.事前に(11月13日ごろ)E-mailで資料を送信いたします.以降は,定員に余裕がある場合,当日受付いたします.資料配布後のキャンセルはできません.

申し込み先

【申込方法】
「No.15-132第15回リーダーを目指す技術者倫理セミナー参加申込み」と題記し,(1)所属学協会,(2)氏名,(3)勤務先・所属,(4)E-mailアドレスを明記の上,E-mailにて下記までお申し込み下さい.

問い合わせ先

【申込先・問合せ先】
日本機械学会 技術と社会部門(担当職員 秋山宗一郎)
E-mail:akiyama@jsme.or.jp/FAX(03)5360-3508

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