講習会 次世代エネルギー供給システムにおける空調技術の活用
(協 賛)日本冷凍空調学会
【開 催 日】
2015年12月24日(木)10.00~16.15
【趣 旨】
再生可能エネルギー電力の固定価格買取制度(FIT)の導入により,太陽光発電(PV)の電力系統への大量連系が進む中,これらの電源の予測困難な変動出力への対応が迫られており,ICT技術を活用して高効率・高品質・高信頼度の電力供給を目指す「スマートグリッド」が注目を浴びています.中でも,電力を消費する機器を対象として,系統からの要請に応じて需要を抑制する技術はデマンドレスポンスと呼ばれ,特に,空調負荷は電力需要の中でも大きな割合を持つため,空調機を用いたデマンドレスポンスは数多くのプロジェクトで実証試験が行われてきました.
本講習会は特に空調技術を対象としたデマンドレスポンス技術の一層の進展につながる情報提供を目的として,スマートグリッドやデマンドレスポンスの基礎知識から,最新のデマンドレスポンスの実証試験などの動向を内容として取り上げ,実務経験の豊富な講師によって,基礎理論と最新技術動向と実用例・課題を紹介します.
本講習会は,主に企業の技術者や学部・大学院の学生の方々を対象としております.多数のみなさまの参加をお待ちしております.
【題目・講師】
10.00~12.00/1.スマートグリッドとデマンドレスポンス
(一財)電力中央研究所・東京大学大学院 坂東 茂
13.00~14.00/2. スマートグリッドからの脱却 より高度なエネルギーシステムを目指して
(国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構 諸住 哲
14.15~15.15/3.空調を用いたスマートグリッド実証試験からの気付き
ダイキン工業(株) 山口 貴弘
15.15~16.15/4.実証プロジェクトを通じたデマンドレスポンスの課題と考察
(株)東芝 飯野 穣
【定 員】
50名,申込み先着順により定員になり次第締め切ります.