「交通・物流機械における自動運転」
【趣旨】
情報通信、衛星、センサ、電子地図および人工知能などによって代表されるコンピュータ技術の進化によって、人間が機械に代わって運転を行う自動運転技術に期待が集まっています。その実現のためには、技術的な面だけでなく、社会受容性、法規、倫理的な面からのハードルも超える必要があります。そのような背景から、日本機械学会では、部門協議会直属の「自動運転に関する分野横断型分科会」を発足させ、活動を重ねてきました。本講習会は、その成果の会員および社会への還元の一環として、交通物流部門が主催して行うものです。自動運転の研究の現状と課題について、自動車、鉄道、航空機(ドローン)、船舶、法学の各分野の専門家に講演をお願いしました。自動運転に関する講習会は多く開催されているが、これだけ様々な交通モードにおける自動運転技術の取り組みを合わせて聞ける機会は貴重だと自負しています。皆様、是非、お誘いあわせの上、ご参加ください。
【題目・講師】
10:00-10:10
日本機械学会「自動運転に関する分野横断型分科会」委員長挨拶
10:10-11:00
1.2D-ARM ~ 自動運転技術を俯瞰する試み 高田 博(東京理科大学)
11:00-11:50
2.航空機(ドローン)の自動運転の現状と課題 土屋武司(東京大学)
13:00-13:50
3.自動車の自動運転の現状と課題 中野公彦(東京大学)
13:50-14:40
4.鉄道の運転支援の現状と課題 渡邉禎也(JR東海)
15:00-15:50
5.船舶の自動運転の現状と課題 福戸淳司(海上・港湾・航空技術研究所)
15:50-16:40
6.自動運転と社会的責任 田村直義(インターリスク総研)
16:40-16:50
7.日本機械学会「自動運転に関する分野横断型分科会」幹事挨拶
【定 員】
90名