一般社団法人 The Japan Society of Mechanical Engineers

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基礎教育講習会‐エンジン技術の基礎と応用(その29)【定員のため受付終了致しました】

2016年11月11日 | エンジンシステム部門講習会No.16

【協賛(予定)】
自動車技術会,石油学会,日本燃焼学会,日本マリンエンジニアリング学会, 日本内燃機関連合会,日本ガスタービン学会

【趣旨】
内燃機関の核心から最新迄の内容を織込んだテーマ構成と致しました.地球環境面からも重要な熱効率や排出ガス関連技術について,計測の基本や最新の技術に関連させて経験豊富な講師から分かり易く解説頂きます.特に次代を担う企業の若手技術者や学生に是非聴講頂き,内燃機関の更なる革新を目指す一助にして頂ければと企画委員一同願っております.

【テーマ・講師・司会】
司会:飯島 晃良 日本大学
≪午前≫
9.00‐9.05/挨拶 基礎教育講習会企画委員会 委員長 相澤 哲哉(明治大学)

9.05‐10.20/(1)エンジン計測の勘どころ
エンジン燃焼研究に係る計測では,ひずみ式センサやピエゾ式センサによる筒内圧力計測を始めとして,温度,発光など多種センサーが使用される.その計測では,これらのセンサの物理信号の変換,A/D変換と計測値を取り込み時に潜む誤差要因,他の計測機器との同期など,注意すべき点が複数存在する.本講演では,これまで著者が経験したエンジン燃焼計測の失敗の体験を紹介しつつ,エンジン燃焼計測の勘所について説明する.
講師;慶應義塾大学 大学院理工学研究科 特任教授 飯田 訓正

10.30‐11.45/(2) ― 日本の科学技術力向上のために ―SIP革新燃焼の意義と温故知新
地下資源のほとんどない日本が経済産業面で将来に向け,世界の中で自立していくためには,独自の高い科学技術力とそれと融合した産業競争力を持続させなければならない.その中の一つとして日本の基幹産業である自動車パワートレーンのコアであるエンジン技術のダントツの優位性を有することも重要であり,また,科学技術人材の持続的な輩出は不可欠である.それを実現する国プロの1つがSIP「革新的燃焼技術」であり,その意義,全体像,産産学学連携,研究進捗,課題を紹介する.一方,過去の幾つかのエンジン技術開発を事例とした温故知新と世界動向から将来のエンジン技術の方向性も探る.
講師;(株)日本自動車部品総合研究所 専務取締役 古野 志健男

≪午後≫
12.50‐14.05/(3)2050年に向けた自動車用エンジン技術に関する展望
ガソリンエンジンやディーゼルエンジンを搭載する従来車は,2020年までに世界共通に強化される最終的な排出ガス規制対して排出ガス技術の高度化によって適合し,大気環境問題は克服されよう.その上で中長期的には,石油の消費抑制と地球温暖化対策を含めた燃費向上の厳しい要求に応えて,革新的なエンジン要素技術を集積した高効率燃焼システムの開発を加速する必要がある.また,それを活用して一層の燃費向上を可能にするプラグイン方式を含むハイブリッドシステムの電動化への移行を進めねばならない.一定規模の電気自動車や燃料電池車も加え,2030年から2050年に向けて,ガソリン換算で50~60km/L程度のエンジン燃費技術が目標となろう
講師;早稲田大学 環境・エネルギー研究科 教授 大聖 泰弘

14.15‐15.30/(4)エンジンサイズによらない相似燃焼は可能か?~噴霧特性指標を用いたディーゼル燃焼の相似理論と実証~
より一層の低燃費化のためにディーゼルエンジンはDown Sizingが潮流にあるが,一般的には小ボア径化によって壁面―噴霧の干渉が増加し,スートは悪化する傾向にある.本報告では小ボア化によってスートが増加する本質的な要因を明らかにし,エミッション性能を決定づける噴霧特性とその指標を提示する.この指標に基づいたインジェクタ諸元,噴射条件を適用すれば,エンジンサイズによらずエミッション性能が同等になることを実機で検証した.ここでは相似理論の考え方とその有用性を解説し,それを用いたエンジンの設計,開発への適用可能性に関して議論する.
講師; (株)豊田中央研究所 機械1部パワトレ制御研究室  稲垣和久

15.40‐16.55/(5)自動車における排出ガス規制の最新動向と排出ガス計測技術
自動車の排出ガスの計測は,光化学スモッグをはじめとする大気汚染が社会問題化した1960年代,自動車排出ガスへの規制導入(CO・HC・NOx)をきっかけに本格化した.その後, 多くの国で排出ガス規制が実施され,また先進国では厳しい規制の結果,乗用車1台当たりの排出ガスに至っては,「空気よりきれい」といわれるまでに浄化技術が進んだ.一方,世界全体の自動車の保有台数は右肩上がりに増え続け,排出ガスの総量も増加の一途をたどっており,現在も都市部の大気汚染,温室効果ガスの排出など,自動車排出ガスに関して解決すべき課題はまだまだ多く,燃焼改善や排出ガス後処理技術の開発が盛んである.自動車排出ガスの計測技術は,このような排出ガス量削減の過程において重要な役割を果たしてきた.さらに最近では,乗用車排出ガス試験の世界技術規則(Global Technical Regulations: gtr)の策定や,リアルワールド排出ガス(Real Driving Emissions: RDE)試験の規制への導入検討など,計測が関係する排出ガス規制のトピックも多い.本講習では,乗用車を中心に,最近の排出ガス規制の動向と,その規制に関わる計測技術について解説する.
講師;(株)堀場製作所 エナジーシステム計測開発部 武田 賢二

16.55‐17.00/閉会挨拶 基礎教育講習会企画委員会 幹事 井上 裕章(スズキ(株))

【定員】
60名,申込先着順により,定員になり次第締め切ります.

【申込締切日】
2016年11月2日(水)

会場
(株)堀場製作所 東京セールスオフィス プレミアムホール
[東京都千代田区神田淡路町2-6,神田淡路町2丁目ビル /電話(03)6206-4722/JR中央・総武線「御茶ノ水」駅徒歩5分,丸の内線淡路町駅徒歩3分]
会場URL
http://www.horiba.com/jp/contact-us/
参加登録費

会員15,000円(学生員5,000円),会員外25,000円(一般学生7,500円),いずれも教材1冊分の代金を含みます.尚,協賛団体会員の方も本会会員と同じ取り扱いとさせて頂きます.

申し込み先

【定員のため受付終了致しました】

【教材】
講習会に参加されず教材のみご希望の方は1冊につき会員3,000円, 会員外4,000円.教材のみを入手ご希望の方は https://www2.jsme.or.jp/fw/index.php?action=kousyu_indexよりお申込み下さい.

問い合わせ先

一般社団法人日本機械学会(担当 総務G曽根原)電話(03)5360-3500

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