一般社団法人 The Japan Society of Mechanical Engineers

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熱工学コンファレンス2016 「熱工学ワークショップ」

2016年10月22日 | 熱工学部門特別講演会No.16

【趣旨】
昨年度まで実施されたプレコンファレンスセミナー(熱工学コンファレンス2015併催)の趣旨を受け継いで、産業界を中心とした講師に熱工学に係る技術上の諸課題や熱工学分野の専門家への期待を「熱マネジメント」をキーワードにレクチャー頂き、この分野の専門家とのディスカッション、交流を持っていただくことで、関係者の今後の研究・開発活動の深化・拡大の萌芽となることを目指します。
「熱マネジメント」には産業・社会上の様々な対象が想定されます。例えばとして以下に一例を挙げますが、技術上の課題、あるいは諸分野の研究・開発の進展によるその解決・発展の萌芽が次のステップとして熱工学分野に期待するところを共有いただき、ご一緒に考えていく場となることを期待しています。
・製鉄所の高温スラブからの熱ふく射損失の低減
・始動時から定常運転におけるエンジン回りの放熱制御(サーモクロミック材料による熱伝導制御等)
・冬季にエンジン始動とともに暖かいと感ずる室内への熱マネジメント
・シリンダーライナーを真円に近づけるための水冷方法
・集積回路の高密度化に伴う冷却と発熱低減(ヒートパイプの限界等)
・パワーデバイスの進展と熱マネジメント
・小型電子機器における熱拡散と空冷技術
・エクセルギー効率を考え直し始めたメーカー
なおこのワークショップは、熱工学コンファレンスと並行して22日(土)のお昼の時間帯を利用してランチョンセミナー形式で開催されます。

【スケジュール】
12:00-12:05 開会挨拶
12:05-12:40 「自動車の熱管理技術とその課題」
      松野 孝充 (トヨタ自動車(株))
12:40-13:15 「鉄道車両向けパワーエレクトロニクス機器の冷却技術」
      安田 陽介 ((株)日立製作所)
13:15-13:50 「スマートフォンの熱管理技術と課題」
      塩賀 健司 ((株)富士通研究所)
13:50-14:00 全体質疑

【募集人数】
90名(先着順)

【申込み締切】
10月7日(金) 17:00

【注意】
本WSのみの参加はできません。熱工学コンファレンス2016への参加登録を合わせて行って下さい。
多くの皆様のご参加をお待ちいたしております。また、席数に限りがあり、お早めのお申し込みをお待ちいたしております。

会場
熱工学コンファレンス2016会場 (講演室は後日案内)
愛媛大学城北キャンパス(愛媛県松山市文京町3)
会場URL
http://www.jsme.or.jp/conference/tedconf16/
参加登録費

1000円(お弁当&お茶付き)

問い合わせ先

熱工学部門講習会委員会
伏信 一慶(東京工業大学、Tel: 03-5734-2500、Email: fushinobu.k.aa@m.titech.ac.jp)
畠山 友行(富山県立大学、Tel: 0766-56-7500 ext. 387 、Email: hatake@pu-toyama.ac.jp)

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