サービスについて考え,実践するテニス教室 (「機械の日・機械週間」関連行事)
(後 援) 日本テニス協会,日本テニス学会(予定)
【開催趣旨】
今年度,日本機械学会スポーツ工学・アンド・ヒューマン・ダイナミクス部門の「機械の日」企画行事では,「サービスについて考え,実践するテニス教室」を行います.これは威力のあるサービスを楽に打ち,かつ実践(試合)に生かしたいというテニスプレーヤーのためのテニス教室です.テニスラケット,ストリング,ボールなどの用具の性能やヒトの運動のメカニズムについて紹介するとともに,基礎的なレッスンやダブルスのゲームを楽しみながら,スポーツ工学の研究者と超一流のテニスコーチが指導します.
時速273kmを出すラオニッチ・ロボット(サービス・ロボット)のモデルとなったラオニッチ選手やグロス選手に代表される世界のトップ選手のサービスの速度は,時速250kmを優に超えています.一方,サーブレシーブにおいて,レシーバーが肩よりも高い位置でボールをレシーブしている場面をしばしば目にします.これはサービスにおいて,サービスの速度とともにボールを高く弾ませる技術(ボールの回転=スピン量))が非常に重要であることを物語っています.すなわちサービスの技術(パフォーマンス)は,ボールの速度と回転数(スピン量)の2つから成り立っています.サービスを考え,実践するテニス教室では,サービスのパフォーマンス向上のための用具の性能やヒトの動きについて理解・体得していくとともに,試合の中でその技術を実践できることを目指します.
なお本テニス教室では,簡易画像解析システムにより,現場での即時フィードバックを予定しています.
【定 員】
中学生以上30名(9月24日(金)締め切り.ただし,定員になり次第締め切らせて頂きます.