九州地区特別講演会 「理念を支える科学技術 ~太陽の家からノーマライゼーションまで~」
2016年11月21日 | ロボティクス・メカトロニクス部門特別講演会主催No.16
(共 催) 大分大学工学部福祉環境工学科
【開催日】
2016年11月21日(月) 13:10~14:40
【講 師】
社会福祉法人 太陽の家 別府事業本部 小田博道
【趣 旨】
現代社会福祉の基本理念であるノーマライゼーション(Normalization)とは、「すべての人に同等の権利を保障し、平等に生きることができる社会を実現する」ということです。2014年、日本も締約国となった「国連障害者の権利条約」は「障害者の人権や基本的自由の享有と尊厳の尊重」を謳い、「差別禁止」と「合理的配慮」が挙げています。
今から50年前、整形外科医であった中村裕は障害者が働く施設太陽の家の創設・運営にあたり、「保護より働く機会を」を理念としました。そして「福祉は科学である」と喝破、「足りないところは科学技術の力で」をという方法論を採用しました。
福祉の世界で科学技術がどのような働きをしているのか、また、理念の具現化と科学技術の関係などを、太陽の家における障害者就労支援の実際や福祉用具(補装具や車いす等)の歴史も交えて紹介します。
【内 容】
12:30 開場
13:10~14:40 特別講演会「理念を支える科学技術 ~太陽の家からノーマライゼーションまで~」(講師:小田博道 )
【定 員】
50名(申込み先着順により定員になり次第締め切ります)