日本機械学会中国四国支部 特別講演会「MEMSが可能にする新しい技術-医療とIoT-」
【開催日】
平成28年11月10日(木),14:40~16:10(90分)
【共 催】
香川高等専門学校
【後 援】
香川大学工学部,香川大学微細構造デバイス統合研究センター
文部科学省ナノテクノロジープラットフォーム事業香川大学微細加工プラットフォーム
【講 師】
慶應義塾大学 理工学部 三木則尚 准教授
【概 要】
自動車や携帯電話をはじめとして,MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)が我々の周りで当たり前のように使われる時代になりました.本講演では,MEMSが可能とする,次の新しい応用技術として,まず医療分野ではインプラント人工腎臓,情報通信分野では,IoT(Internet of Things)さらにはその先のIoH(Internet of Human)を紹介します.インプラント人工腎臓は,人工透析を代替するもので,患者のQoL(Quality of Life)を劇的に向上するものと期待しています.IoHは,ヒトの身体状態,精神状態を知ることで,IoTを超える効率性,快適性,安全性を実現します.またこのような技術を実現するのに不可欠な「実装技術」について,合わせて議論してみたいと思います.
【定 員】
100名(会員資格は問いません)