一般社団法人 The Japan Society of Mechanical Engineers

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講習会 「1DCAE概念に基づくものづくり設計教育(第八弾):1DCAEによるものづくりの革新」

2016年12月15日 - 2016年12月16日 | 設計工学・システム部門講習会No.16

(協賛)日本計算工学会,日本設計工学会,日本シミュレーション学会

【趣   旨】
1DCAEの考え方、手法ならびにこれに関するツールの開発も進んでおり、1DCAEはまさに実製品適用の段階に入っている.そこで今回は幅広い分野での1DCAEの適用例を紹介する.
また、広くものづくりに関しては欧米で新たな動きが本格している.このような状況を受けて日本としての取組み、1DCAEへの位置付けに関して展望する.一方、1DCAEに興味はあるが具体的にどうやったらいいか分からいという声も聞く.そこで、熱設計問題を例に1DCAE適用の手順を紹介するとともに、演習形式で学んで頂く.
本講習会の受講を通して,製品開発を行う際のデザイン(設計)の考え方、手法の理解ができるとともに,実際の問題に際して,目標設定,具体的手順の策定,設計プロセスの実行ができることを目指す.

1日目 12月15日(木)
1. 10:00~11:00 「導入:1DCAEの新たな展開」
ものづくりの革新を目的とした1DCAEの背景、考え方、適用方法、新たな展開について紹介する.
東京大学 大富浩一
2. 11:00~12:00 「展望:ものづくりの最新動向と1DCAE」
ものづくりに関する世界の最新動向を紹介するとともに1DCAEの位置付けに関して展望する.
東京大学 木村文彦
3. 13:00~17:00 「演習:熱設計をモチーフとした1DCAE演習」
具体的な熱設計問題を例題に1DCAE適用の手順を紹介するとともに、演習形式で学んで頂く.
岩手大学 福江高志,東京大学 大富浩一
17:30- 交流会(JR信濃町近辺で実施します)

2日目 12月16日(金)
4. 9:00~10:30 「応用:自動車設計と1DCAE」
自動車におけるマルチフィジックスとVHDL-AMSを用いた設計について紹介する.
トヨタ自動車 辻公壽
5. 10:30~12:00 「応用:品質工学と1DCAE」
品質工学の考え方を取り入れた1DCAEは実用上有効であり、その考え方、事例を紹介する.
ミシシッピー州立大学 本山惠一
6. 13:00~15:00 「基礎:音振動設計と1DCAE」
伝搬(波動)という視点で音振動を捉える考え方について最新の研究成果も交えて紹介する.
神奈川大学 山崎徹
7. 15:00~16:00 「事例:1DCAEを具現化する設計ツール」
1DCAEの考え方に則った商用設計ツールの事例をその開発背景から紐解いて紹介する.
電通国際情報サービス 中西勝哉,アルテアエンジニアリング 由渕稔
8. 16:00~17:00 「動向:1DCAEに活用できる設計手法」
世の中に存在する設計手法の内、1DCAEに適用できる設計手法をその事例も交えて紹介する.
東京大学 大富浩一

【定員】
50名

会場
日本機械学会 会議室
〒160-0016東京都新宿区信濃町35 信濃町煉瓦館5階/電話03-4335-7615/JR総武線「信濃町駅」駅前(徒歩1分 )
会場URL
http://www.jsme.or.jp/gakka5.htm
参加登録費

【聴講料(2日間)】
会員 30,000円(学生員15,000円),会員外 40,000円(一般学生 20,000円)(いずれも教材含む)(協賛団体会員の方も同様の料金とさせていただきます)

【教材】 
教材のみ希望の場合は,また聴講者で教材を余分にご希望の方は
Web (https://www2.jsme.or.jp/fw/index.php?action=kousyu_index&gyojino=16-168) からお申し込み下さい.1冊につき,会員4,000円,会員外6,000円にて頒布いたしますので,開催前に予約申込み下さい.講習会終了後発送いたします.

申し込み先

https://www2.jsme.or.jp/fw/index.php?action=kousyu_index&gyojino=16-168から御願いします.

問い合わせ先

一般社団法人 日本機械学会
設計工学・システム部門担当職員 滝本 真也
〒162-0814 東京都新宿区新小川町4番1号 KDX飯田橋スクエア2階  
電話 03-4335-7615 E-mail:takimoto@jsme.or.jp 

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