一般社団法人 The Japan Society of Mechanical Engineers

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東海支部第66期総会 特別企画

2017年3月14日 | 東海支部年次大会・総会特別講演会研究発表講演会

・今年より新たに追加された、総会併設の特別企画をご紹介します。

日時: 2017年3月14日(火)14:30~17:00
【特別企画】 「最新技術のプロフェッショナルとのディスカッション!」
基調講演 (14:30~15:30)
講師:袴田 敏一 (浜松ホトニクス株式会社 顧問)
   題目: 「カミオカンデ/スーパーカミオカンデとのかかわり」 ~世界最大径光電子増倍管~
・ノーベル賞受賞の小柴教授、梶田教授の研究を支えた、カミオカンデ/スーパーカミオカンデに
設置の世界最大20インチ径光電子増倍管の開発ストーリーを語っていただきます。
・開発の初期から中心人物として活躍されてきた講師ならではの苦労話や様々なエピソードが
聞けると思います。

休憩    (15:30~15:40)

ディスカッション (15:40~17:00)
テーマ①複合材料(CFRP): オーガナイザー CFRP事業化研究会 室井國昌会長
・繊維強化樹脂のメリット、デメリット、その限界をご理解いただき、利用の拡大を
進めていければと思います。当研究会で進めている熱可塑性樹脂による繊維強化樹脂
は金属同様の汎用中間材料を目指していますが、そこが立ち上がるまでにはかなりの
時間が必要でしょうし、その前段としてある程度の量産で市場を作り上げていく方策
が要りますので、そこに焦点を当ててディスカッションしたいと思います。

②画像デバイス: オーガナイザー 静岡大学 三村秀典教授
・画像技術は単に像を撮像・表示することに留まらず、各種計測機能を取り込み、計測
分野を点計測から2次元、3次元へと拡張させ、その利用範囲を一層拡大させています。
テレビジョンの発祥の伝統を引き継ぐ静岡大学電子工学研究所では、時間・空間・
波長・強度において極限性能を目指した画像デバイス研究を行っています。今回の
特別企画では、静岡大学電子工学研究所で行っている最先端の画像デバイスの研究を
主に紹介し、今後の画像デバイスの可能性を議論したいと思います。

③レーザー計測・加工: オーガナイザー 静岡大学 川田善正教授
・レーザー計測技術やレーザー加工技術は、さまざまな機械部品およびシステムの開発
に利用されています。特に、車の自動運転、ロボットの高機能化ではレーザー計測
技術に注目され期待が集まっています。今回の特別企画では、最新のレーザー計測
技術や加工技術の紹介とそれらの応用例を紹介するとともに、今後の展開や方向性、
可能性についてディスカッションを行いたいと思います。

・上記最新技術3テーマについて、オーガナイザーによるショートプレゼンテーションのあとテーマ
別に3つのグループに分かれて、参加者とオーガナイザーの膝を突き合わせた双方向のディス
カッションの場を提供いたします。
・皆さんの日頃の疑問点・技術の適用例・将来の方向性等について、専門技術者と向かい合って
議論が出来る貴重な機会です。

会場
ホテルクラウンパレス浜松 3階 松の間
参加登録費

無料です。
どなたでも参加できますので、ふるってご参加ください。

問い合わせ先

〒464-8603 名古屋市千種区不老町
名古屋大学 工学部 機械工学教室内 日本機械学会東海支部事務局
TEL&FAX (052)789-4494 E-mail : tokaim@nuem.nagoya-u.ac.jp

関連サイト
http://www.jsme.or.jp/tk/

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