いろいろなロボコン大集合! ロボコンプロデュースコンテスト2010
2010年12月05日 | ロボティクス・メカトロニクス部門主催No.10
【開催日時】
2010年12月5日(日) 13.00~17.00
【開催趣旨】
近年,日本全国でロボットコンテストが盛んに行われており,青少年の創造性教育に大いに役立っています.これまでのロボットコンテストではコンテストに参加することによって,ものづくりの大切さ,仲間との協力を学ぶことに重点が置かれていました.しかし,高度技術社会で活躍する技術者には,斬新なアイデアを提出し,それを実現し,さらに,その良さをアピールする能力が必要とされています.そこで,それらの能力を向上させる一助として,「小・中学生を対象とした新しいロボットコンテスト(ロボコン)」の企画・運営をシミュレートし,その面白さ,独自性,企画力,技術的内容,完成度,プレゼンテーション能力を競うロボコンプロデュースコンテストを実施します.ご参加・ご来場をお待ちしています.詳細は上記ホームページをご覧ください.
【競技内容】
このコンテストは,次の3つのプロセスからなっています.
(1)小・中学生を参加対象とするロボコンを考案する
・わかりやすく楽しく,小・中学生への教育効果が期待できる競技(ロボコン)を企画する.参加チームには,実行委員会からロボットキット(山崎教育システム製)が配布される.企画するロボコンは,ロボットキットを用いて,小・中学生にも作ることができるロボットを用いた競技とすること.対戦形式は特に規定しない.ルールは子どもたちにも理解しやすいことが望ましく,また,教育効果を考慮して,子どもたちがロボットの機構に工夫をしやすい競技が望ましい.
(2)ルール集,運営マニュアル,競技フィールド,デモ用ロボット,プロモーションビデオを製作する
・競技の進め方・ルールなどを説明したロボコンのルール集と,このロボコンを実施するための運営マニュアルを作成する.ルール集は,参加者に配布されるもので,競技について小・中学生でもよく理解できるように記述すること.運営マニュアルは,ロボコン運営スタッフが,事前の準備から,当日の運営,事後の対応まで必要な作業と,その手順のすべてを記述すること.また,ロボコンの意義や競技の教育的効果についても記述する.ルール集と運営マニュアルは事前に提出していただきます.
・競技フィールドは3m×3m 以内とする.ただし,運搬などを考慮して,折りたたみ・分解などができるように設計すること.
・配布されたキットのほか,各チームで用意したものを自由に使える.フィールド上に置くものや,ロボットにつけるものなど,必要なものは各チームで調達する(自己負担).
・プロモーションビデオ(10分程度)は,ビデオを見ただけで競技内容が理解できるもので,ルール説明のほかに,ロボットの作り方などについて説明しても良い.
(3)そのロボコンの内容・実施方法などについてプレゼン(発表)する
・ロボコンプロデュースコンテスト当日は,考案したロボコンについてプレゼンし,実際に競技のデモを行う.プレゼンではプロモーションビデオも利用すること.
・プレゼン(デモ,プロモーションビデオを含む)時間は各チーム15分以内とする.
【審査方法】
事前提出書類(ルール集と運営マニュアル)と競技の「独創性」,「完成度」,「教育効果」,「プレゼンテーション」を総合して評価し,審査員が「いくらならそのロボコンを購入したいか」値段を付け,審査員の値段の合計で優劣を競う.
【コピーライト】
競技に参加したロボコンの企画,ルール集,運営マニュアル,プレゼンテーション資料などのコピーライトは日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス部門メカトロニクス教育研究会に帰属するものとする.また,競技に参加したロボコン企画の概要は,後日,大会ホームページ上に掲載される.
【参加資格】
高校生,高専生,大学生,大学院生または一般による1名以上のチーム
【賞】
最優秀賞(1チーム,賞状および副賞)
優秀賞(1チーム,賞状および副賞)
特別賞(2チーム,賞状および副賞)
【申込締め切り】
2010年11月5日(金)
【ルール集,運営マニュアル提出締め切り】
2010年11月29日(月)