実践セミナー「宇宙機器の機械設計」
【協賛】
航空宇宙学会中部支部
【後援】
浜松地域新産業創出会議(浜松商工会議所)
【趣旨】
国際宇宙ステーションが完成し,宇宙が身近に感じられる時代がやって来ました.宇宙機器は,極限までの軽量化(有限寿命)・過酷な環境条件(打上環境、宇宙環境)・無故障(高信頼性)などが求められ,機械設計の真髄を究めた究極の実用機械です.そこで、ロケットや人工衛星などの最先端の宇宙機器を対象として,宇宙開発の現場で活躍中の技術者を講師にお招きし,最新の機械設計について学ぶ実践セミナーを企画しました.次世代の機械設計を担う若い技術者や大学生・院生の方々には,是非この機会に最前線の活きた知識を習得し、宇宙機器や産業機器の発展に寄与していただきたいと考えます.
【対象】
次世代の機械設計を担う若い技術者や研究者(大学生を含む)の方を中心としますが、希望すれば年齢・経験は問いません.
【日程】
12:30~13:00 受付
13:00~14:15 (1) 大型技術試験衛星ETS-�の機械設計
~大宙(おおぞら)にふたつ大きな夢(傘)ひらく~
三菱電機鎌倉製作所宇宙システム部 世古博巳
14:15~15:30 (2) H-IIBロケット 大型構造物の開発
~世界初 全接合FSW適用ロケットタンクの開発~
三菱重工業名古屋航空宇宙システム製作所宇宙機器技術部 仲西俊之
15:30~15:45 休憩
15:45~17:00 (3) 宇宙ステーション補給機HTVの機械設計
~NASAを唸らせた発想と技術評価~
三菱重工業名古屋誘導推進システム製作所飛翔体技術部 河野秀文