一般社団法人 The Japan Society of Mechanical Engineers

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理工系大学生(3年次)・大学院生(修士1年)・高専生(4年生)を対象としたセミナー 「ものづくり最前線」

2010年11月27日 | 生産加工・工作機械部門特別講演会No.10

【開催日】
2010年11月27日(土)13.00~16.45

【趣旨】
機械工学を学ぶ学生諸君,大学・高専では機械工学全般にわたる講義を受け,その基礎を学んでいることと思います.機械工学は「ものづくり」の学問であり,諸君の先輩たちも「ものづくり」の最前線で活躍されています.大学・高専で「ものづくり」に関するより深い知識を得ることはもちろん重要ですが,同時に先輩たちが「ものづくり」の最前線でどのような活躍をされているのかを知っておくことも将来に備える上で大変重要です.
今回は,各分野の日本を代表する企業の中で「ものづくり」の最前線で活躍されている先輩たちに,その仕事振りを熱く語っていただきます.普段目にする商品の裏に隠れた先輩たちの苦労やそれを成し遂げたときの喜び,仕事に対する誇りを知ることにより,諸君の将来を身近に感じることは,学習や研究を行う上での動機付けを得るために有用であり,また,間近に控えた進路選択にも役立つものと思います.学生諸君の積極的な参加を期待します.

【プログラム】
13.00~13.05/あいさつ
   司会:大阪大学 大学院工学研究科機械工学専攻 准教授 藤原 順介
13.05~13.45/(1)「ガスタービンの高温部品の生産技術動向」
ガスタービンの容量増大及び高効率化が進んでおり,それに伴いガスタービンの高温部品と呼ばれるタービン動静翼,燃焼器は使用環境が厳しくなっています.高温部品は複雑な構造を有しており,使用される材料は高温強度に優れるスーパーアロイが主でありますが,難加工性であり種々の特殊加工が駆使されています.信頼性が高く,且つ生産性を確保した高温部品の生産技術について紹介します.
講師:三菱重工(株) 高砂製作所 ブレード燃焼器製造部 次長 高橋 孝二
13.45~14.25/(2)「人工衛星の開発最前線」
気象衛星,環境監視衛星,GPS衛星など、衛星は日々の生活にはなくてはならないものとなっています.また,超高精度な観測を行う衛星や,低コストで宇宙環境を利用した実験を行う衛星など,バリエーションが広がりつつあります.これらの衛星は,以前から積み重ねてきた基本技術をベースに,如何に性能を向上させるか,如何に早く安く作るかという技術開発によって,発展を続けています.近年打ち上げられた衛星の特徴を概説しつつ,最新の制御技術開発,ハードウェア技術開発の状況を紹介します.
講師:三菱電機(株) 先端技術総合研究所 メカトロニクス技術部 機械動力学グループ
グループマネージャ 下地 治彦
14.25~15.05/(3)「鉄道車両用車輪,車軸の設計製造技術」
住友金属は,鉄鋼メーカーですが,鉄道車両部品メーカーとしても永い歴史を有しており,鉄道車両用の輪軸(車輪と車軸),駆動装置,台車,連結器などを設計,製造しています.なかでも,輪軸の国内シェアーは100%で,「路面電車から新幹線まで」国内のあらゆる車両の輪軸を供給しています.車輪,車軸の製造には,製鋼技術,塑性加工技術,切削加工技術などの幅広い生産技術が必要ですし,これとは別に,使用時の応力を予測する解析技術や,永年の使用に耐え得る疲労強度や耐摩耗性などの材料特性の知見が必要です.これらについて,入門的に解説いたします.
講師:住友金属工業(株)交通産機品カンパニー 上席専門部長(鉄道車両品) 岡方 義則
15.05~15.20/休息
司会:神戸市立高等専門学校 機械システム工学科 教授 宮本 猛
15.20~16.00/(4)「インクジェット技術によるデバイス生産」
インクジェット技術は,①オンデマンド性(フォトリソレス工法),②設備投資削減,③高い材料使用効率などの特長を有し,液晶工場での製造現場でも一部の工程で実用化されています.液晶パネルの製造を例に,インクジェット技術の特長,実用化されている製造工程についての概要とその技術,また将来技術としての開発事例を紹介致します.
講師:シャープ(株)生産技術開発推進本部 先端工法開発センター 第三開発室 室長 磯野 仁志
16.00~16.40/(5)「最新の工作機械事情と研究開発動向」
工作機械は,資源に乏しいわが国が豊かな社会生活を営んでいくためにはなくてはならない「モノづくり」の中核をなすものであり,日本の工作機械産業は,世界を相手に競争力を維持し続けなければならないと考えております.諸先輩方の努力のおかげで,1982年以来世界第1位の生産額を維持・記録し続けておりますが,近年,開発途上国,特に中国の追い上げは著しいものがあります.このような厳しい状況の中で日本の工作機械業界にはなにが必要かを考え,このためにどのような研究開発を行っているかを紹介します.
講師:ヤマザキマザック(株)技術生産本部 新技術開発部 第3G グループリーダー 村木 俊之
16.40~16.45/ 司会あいさつ

【対象】
主に大学3年生,大学院1年生,高専生4年生とするが,他の学年あるいは博士課程であっても参加可.

会場
大阪市大 文化交流センター研修室(1)
(大阪市北区梅田1-2-2-600 大阪駅前第2ビル6階 電話(06)6344-5425)
JR大阪駅 徒歩10分
参加登録費

無料

申し込み先

郵便,FAX,E-mailにより,以下の項目を明記して学会事務局あてにご連絡下さい.
「大学生・大学院生・高専生・セミナー申込み」大学名,学部・学科(専攻)名,学年,氏名,連絡先〔〒,住所.(自宅or大学)〕,電話番号(複数で申込みの場合でも.1枚に列挙してもかまいません)

【申込先】
〒l60-0016 東京都新宿区信濃町35番地 信濃町煉瓦館5階 日本機械学会 生産加工・工作機械部門(担当職員 小倉辰徳)
電話(03)5360-3502/FAX(03)5360-3507/E-mail:ogura@jsme.or.jp

【定員】
120名(先書順で満員になり次第締め切ります)

問い合わせ先

〒565-0871 吹田市山田丘2-1 大阪大学 大学院工学研究科機械工学専攻 藤原順介
電話(06)6879-7261/FAX(06)6879-7261/E-mail:fujiwara@mech.eng.osaka-u.ac.jp

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