一般社団法人 The Japan Society of Mechanical Engineers

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講習会 基礎から学ぶプラズマ工学

2010年12月10日 | 流体工学部門講習会No.10

【趣 旨】
【趣旨】
プラズマ工学の技術は,半導体の微細加工から重工業における溶接・切断加工に至る幅広い分野で活用されてきました.一方,流体工学の分野においても,最近になってプラズマアクチュエータによる流体制御に関する研究が注目を集めています.さらに家電製品に目を向けると,ディスプレイや空気清浄機などにプラズマが利用されるようになってきました.最近話題になった小惑星探査機「はやぶさ」にもプラズマを利用したエンジンが搭載されていました.このように「プラズマ」という用語は,ますます身近で使われるようになってきました.しかしながら,プラズマ現象の物理的な解釈は,多くの専門書が難解であることなどから,敬遠されがちであることは否めません.
 そこで,本講習会では,プラズマ工学の基礎に焦点を絞り,この分野で我が国を代表する研究者により講述して頂きます.内容は,基礎実験や基礎理論と応用例(プラズマアクチュエータや「はやぶさ」エンジン)などで,初心者向けに分かりやすく解説して頂きます.これらを習得することは,複雑で難解な工学的諸問題の解決手法の一助にもなり得ます.このような視点からも参加者各位の能力向上に役立てて頂くことを期待しております.

【題目・講師】
1.9.30~11.00 基礎1:プラズマの基礎
小紫 公也(東京大学)
・身近なプラズマとその特徴
・プラズマ固有の現象(静電シースと磁気ミラー)
・プラズマの温度とその計測方法
・電磁流体力学(MHD)方程式の導出

2.11.00~12.30 基礎2:プラズマの数値シミュレーション
宮坂 武志(岐阜大学)
・プラズマの分類とモデル化
・プラズマの支配方程式と数値シミュレーション手法
・数値シミュレーションの実際
・数値シミュレーション環境と効率化

3.13.30~15.00 応用1:プラズマアクチュエータ
松野 隆(鳥取大学)
・プラズマアクチュエータの種類・特徴
・研究動向
・プラズマアクチュエータによる剥離抑制
・実用化に向けた課題

4.15.00~16.30 応用2:宇宙推進用プラズマロケット
船木 一幸(JAXA)
・プラズマロケットエンジンの種類・特徴
・はやぶさ用イオンエンジンの仕組み
・イオンエンジンによる宇宙航行(小惑星探査機はやぶさの例)
・今後の実用化に向けた研究開発動向

会場
日本機械学会会議室
〒160-0016東京都新宿区信濃町35番地 信濃町煉瓦館5階
交通:JR総武線「信濃町駅」駅前(徒歩1分)[JR信濃町駅は総武線のみ停車]
会場URL
http://www.jsme.or.jp/gakka5.htm
参加登録費

会員15 000円,会員外25 000円,学生員大学院生の会員(准員/正員)*5 000円,一般学生5 000円
いずれも教材1冊分の代金を含みます.開催日の10日前までに聴講料が着金するようにお申込みください.以降は定員に余裕がある場合当日受付けをいたします〔*流体工学部門企画講習会では大学院生の会員(准員/正員)は,行事申込時に通信欄にお申し出いただいた場合に限り学生員の聴講料で参加ができます〕.なお,ご入金後は取消しのお申し出がありましても聴講料は返金できませんので,ご注意願います.

【教材】
教材のみ希望の場合は,Web(http://www.jsme.or.jp/kousyu2.htm)からお申し込み下さい.1冊につき,会員2 000円,会員外4 000円にて頒布いたします.(教材は講習会終了後販売しません.)

問い合わせ先

申込者1名につき,行事申込書(http://www.jsme.or.jp/gyosan0.htm)に必要事項を記入しお申し込みいただくか,Web(http://www.jsme.or.jp/kousyu2.htm)からお申し込み下さい.
〔担当職員 曽根原 雅代〕

【定員】
50名程度.申し込み先着順により定員になり次第締め切ります.

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