一般社団法人 The Japan Society of Mechanical Engineers

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2021年度定時社員総会特別企画「持続可能な脱炭素社会を目指すエネルギーシステム」

2022年4月21日 | オンライン開催セミナー年次大会・総会

*オンライン参加の申込を再開致しました。(2022/4/11 15:18)

*会場参加受付は終了致しました。オンライン参加はイベント終了まで申込できるように受付を再開予定です。参加者多数のためオンライン開催方法をYoutube Live配信へと変更しました。(2022/4/11 13:11)

*定員の更新、申込締切および参加者向け案内の送付について追記しました。(2022/4/1 16:57)

日時 2022年4月21日(木)12:45~15:15

会場 明治記念館およびオンライン(Youtue Live配信)開催

申込方法 こちらからお申し込み下さい。会場参加については申込受付を終了しました。(事前登録制:定員200名

定員:オンライン500名、会場200名

申込締切:2022年4月21日(木)15:15(本イベント終了まで)

※4月10日までにお申込み頂いた方には4月11日(月)にご案内を送付予定です。

 

※新型コロナウイルス感染症の状況によって開催方法が変更されることがございますので現地出席をご希望いただきましてもご希望に添えないことがございますことを予めご了承ください。
(対面方式の集会行事・会合等開催に関するガイドラインによる)

趣旨 脱炭素化へ向けた世界的な動きが加速しており、わが国でも2050年にカーボンニュートラルの実現、2030年に温室効果ガスの46%削減を目標とするなど、エネルギー政策はこれまでにない転換点を迎えている。持続可能な脱炭素社会を実現するためには、イノベーションの創出のみならず、経済・社会構造の変革が必須である。また、エネルギー安定供給の確保、エネルギーコストの最適化など多くの課題が山積みであり、その道筋は見えていない。このような状況の下、日本機械学会でもエネルギー問題に関して部門横断的な取り組みが実施されつつあるが、その解決に向けては機械工学という学問領域の枠を超えた、より幅広い取り組みが必要である。上記の視点に基づき、カーボンニュートラル実現のための課題や方向性に関する議論、具体的な取り組み等について各分野からご講演いただき、持続可能な脱炭素社会を目指す新たなエネルギーシステムについて考えるとともに、機械工学のあるべき姿を明確にしたい。

挨拶 開会にあたって 日本機械学会 会長 佐田 豊

講演内容(総合司会 日本機械学会庶務理事 犬丸 淳)

①12:50~13:20「脱炭素社会実現に向けたエネルギーシナリオ」
 山地 憲治((公財)地球環境産業技術研究機構(RITE)理事長・研究所長)
2050年カーボンニュートラル(脱炭素社会)実現を目指した取組みが加速し、我が国は2030年に13年度比で温室効果ガス46%削減という野心的目標を表明している。本講演では、グリーン成長戦略、エネルギー基本計画などの政策動向を整理した上で、2050年カーボンニュートラル実現に関するRITEのシナリオ分析を紹介する。

②13:20~13:45 「2050年社会像から逆算したエネルギーシステム選択と経済活性」
 近久 武美(北海道職業能力開発大学校・校長)
エネルギー選択を論ずる場合、現在から将来を分析すると解を見出し難いが、将来目標から逆算すると選択肢が見えてくる。本講演ではコストを含めたエネルギー分析結果を紹介し、民生やオフィス等の分野では顕著に低炭素化が進むことを示す一方、産業や運輸部門で今後求められる技術と社会インフラについて論じる。さらに、こうした変革は一見コスト高になるものの、最終的に国内の経済活性につながることを論ずる。

③13:45~14:10「カーボンニュートラルに貢献する水素エネルギーの役割とその実現に向けた取組み」
佐藤 純一(東芝エネルギーシステムズ(株)・水素エネルギー技師長)

カーボンニュートラルに向けた世の中の動向を示すとともに、カーボンニュートラルにおける水素の位置づけ、意義を概説する。さらに、水素エネルギー社会の実現に向けた東芝の取組みを、CO2排出ゼロ、CO2リサイクル、CO2フリー水素活用の観点で紹介する。

④14:10~14:35「カーボンニュートラル社会に向けた水素・アンモニア焚きガスタービンへの取り組み」
斉藤 圭司郎(三菱重工業(株)総合研究所GTCCセンター長)

三菱重工は、カーボンニュートラル社会の実現に向けて、水素・アンモニア焚きガスタービン複合発電(GTCC)の開発に取り組んでいる。当社は海外の水素焚きGTCCプロジェクトに参画し、2020年代半ばからの実用化を目指しており、大容量GTCCにより水素需要を喚起し、国際的な水素サプライチェーン構築を牽引する。また、水素エネルギーキャリアとして有望なアンモニアを利用するGTCC開発にも取り組んでいる。そこで、本報では、水素・アンモニアを利用した当社の発電用ガスタービンの開発状況、および海外の水素発電プロジェクトへの参画状況を概説する。

⑤14:35~15:00「Human-centered Mobility – ヒト中心のモビリティ・街づくりの取り組み」
 James Kuffner(トヨタ自動車(株) 取締役・執行役員/ウーブン・プラネット・ホールディングス(株)代表取締役CEO)【ご都合により録画講演となりました】
100年に一度の大変革期に直面している自動車業界において、イノーベーションを起こし、次世代のモビリティ社会を実現するための鍵は何か。モビリティ・カンパニーへの変革を進めるトヨタにおいて、自動運転開発、Woven Cityなどを担当するWoven Planetの取り組みについて紹介する。

総合質疑 15:00~15:15

問合せ先 E-mail:general@jsme.or.jp

会場
明治記念館およびオンライン開催
参加登録費

無料

申し込み先

https://forms.office.com/Pages/ResponsePage.aspx?id=IryPJGjHE06vlfCMULSDnHg67Vccnu5EjGY1J1pTFZRURE45UFUzRExBM1EyMVBMV0oxUUUxU0RVUS4u

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