一般社団法人 The Japan Society of Mechanical Engineers

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2023年度エンジニア塾 参加募集

小学生を対象に、「ものつくり」と「ことつくり 」 を1年間学ぶエンジニア塾を関東、関西、広島地区、長崎地区、福島地区で開催します。

“小学校で勉強する算数、理科、国語、社会などを理解して、強い興味を持ったことを調べて、将来は「新しい社会」を創り出す人(エンジニア)になって欲しい”
“機械による「ものつくり」だけでなく、将来の社会を大きく変える「ことつくり」も一緒に学び、皆さんが将来取り組む仕事に役立てて欲しい”

このような想いから、日本機械学会シニア会のメンバーが、1年通じて、工作教室・工場/研究室などの見学会・技術者の講演・ことつくりイベント、を行うプログラムを準備しました。関西、広島、長崎、福島においては、関東で実施するプログラムをオンラインで受講し、近隣地域の工作や見学会に参加していただく、併用形式での実施となります。

主な年間スケジュール

実地参加とインターネットなどでのリモート参加を併用して、原則土曜日、日曜日に開催する予定です(夏休み、連休等を含みます)。下記は大まかな実施スケジュールです。各地域により異なりますので、お申し込み詳細ページでご確認下さい。

  • 2023年5月28日(日)14:00-15:00 入校式
  • 2023年6月(オンライン併用)-技術者の講演
  • 2023年8月(現地参加)-工作教室
  • 2023年10月(現地自由参加)-大学主催の学園祭など
  • 2023年12月(オンライン)-ことつくりイベント
  • 2024年2月(オンライン)-修了書授与

保護者の方々へのお願い

  • 各イベントには、保護者の 方の 同行をなるべくお願いいたします。見学場所までの移動は、各自で交通機関を利用することになります。
  • 保護者へのアンケートなどで参加者児童の将来 などについて、ご意見を伺いますのでその節はよろしくお願いいたします。
  • 工作の材料費や見学会の入館料を徴収させていただく場合があります。

お申し込み<登録無料>

地域に応じて、下記より詳細をご確認の上、お申込み下さい。

(参加希望の方で日本機械学会ジュニア会友への登録がお済みではない方は合わせて登録させていただきます。年会費・入会金無料、メールでジュニア会友向けイベントのご案内やロボット/サイエンス関連ニュースをお届けします)

<関西> https://forms.gle/JdTPEKm2LY28xUaF9

<福島地区> https://forms.gle/6peJ1g9k6hHfP1hYA

<広島地区> https://forms.gle/nXkNU78EhGJZ2FkNA

<長崎地区> https://forms.gle/u6S45Jjazv63PeGK7

<関東> 受付終了

 「ものつくり」と「ことつくり」とは(保護者の方へ)

  • 日本の製造業では、高品質、高機能で信頼性の高い製品を開発、改良し、良いものを安く提供すれば「もの」は売れるという「ものつくり」の考えで、強い競争力を維持してきました。しかし、新興国の製造・設計技術水準が向上し、高付加価値製品の生産が可能になってきたことや、市場も先進国だけではなく新興国の割合が高まってきたことから、従来の日本の製造業の「ものつくり」優位性が相対的に低下してきています。
  • そこで、新たな付加価値を起点にした「ものつくり」が求められるようになり、「ものつくり」に対する新たな価値を提供するためのアプローチとして「ことつくり」の必要性が言われています。「ことつくり」は、「もの」を中心に置くのではなく、「もの」を使って人や社会の価値向上に寄与することをベースとしています。言い換えれば、人や社会のニーズに沿う、あるいは作り出すために「もの」とそれを活用するための様々な「サービス」を提供するものです。
  • 近年は、IoTもののインターネットのように情報技術や通信環境が発達し、これを使った新しいサービスの提供が可能になっていますし、今後もさらに発展してゆくでしょう。
  • そのためには、従来の「ものつくり」だけでなく幅広い知識や経験、また、いろいろな分野に興味・知識を持つことで、「ことつくり」と「ものつくり」の両方に強い、新しいエンジニアが必要とされています。

 開校式での説明資料

 

問合せ先
日本機械学会広報情報グループ「機械の日」担当 大黒(だいこく)
E-mail: kikainohi@jsme.or.jp